「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2023年4月)
この定点観測の 第1回 は2006年7月末でした。2006年8月末は記事をつくっていないようです。2006年9月末以降は、毎月更新してきましたので、今回が188回目です(推定)。
投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(もうすぐ20年だ〜!)のですが、毎月末の時価を記録し始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。
(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。
毎月、毎月、保有資産の時価を確かめること について最近感じていることは下記の記事で書きました。お時間あればご覧ください。
端的に言いますと、ここから先の定点観測 は「過去」の話 とご認識ください ということです。
では、定点観測です。
4月は、前月末比で評価額が増えました。
おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.34倍(前月末 2.31倍、前年同期 2.32倍)になっています。
2006年4月末の投資元本を100とすると、2023年4月末の時価は3,691 (前月末:3,609、前年同期:3,369)に達しています。
ということからすると、
冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては
資産形成できている!!!
と答えられます。
なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。
保有資産の配分
前月末はこうでした。
ほぼ変動なしですね。
FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのが下のグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。
ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、リスクはかなり大きめです。
「先進国債券」は数年前まで毎月買い足していたバランスファンドに含まれているものです。このバランスファンドの追加買付は行っていないのですが保有を継続しているため、それなりの存在感となっています。
これまでの資産配分の経過は下記でご覧になれますので、もしご興味があれば。
パフォーマンス
月次リターンは +1.9% でした。
月次リターンは過去185個のデータを持っていますが、マイナスになったのは 66回、率にして35.7%。12ヶ月あると、4.28ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。直近12ヶ月では プラスの月 7、マイナスの月 5となっています。
これまでの年毎の推移です。
2022年は2018年以来4年ぶりにマイナスで着地しました。
2023年は4ヶ月終えてプラスとなっています。
引き続き、ガッチリ、コツコツと追加で買い進めます。
1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2018年5月末から2023年4月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。
2022年4月末〜2023年4月末、この1年リターンが +5.6%。
2022年6月、2年2ヶ月ぶりのマイナスとなりましたが、7月、8月とプラス。2022年9月、10月は2ヶ月連続のマイナス。2022年11月は若干のプラス。2022年12月はマイナスに。
2023年は2ヶ月連続でプラスでしたが、3月はマイナスになりましたが、4月はプラスに転じました。
この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。
2022年4月末〜2023年4月末の+5.67%はこれまでのデータが残る193ヶ月(うちマイナスの月が66)、率としては102番目。プラスの月が127個ですから、プラスの中では下位グループですね。ここから先は 定期購読マガジンの読者の皆様、メンバーシップのメンバーの皆様限定となります。
有料パートの他のコンテンツは
保有ファンド毎の評価損益率 など です。
アクティブ投資比率、バランスファンド比率の推移
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