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農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね ーアクティブファンドを眺めてみよう #5 第6期(2023年6月)運用報告書を反映しました

アクティブファンドを眺めてみて、そのファンドから「企業価値を探究しているか?」、そのオーラが感じられるかをメンバーの皆さんにお尋ねするシリーズの第5回です。

前回はこちらです。

5回目に眺めてみよう、のファンドは


農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね


です。

設定は2017年7月。設定から5年余りです。

この記事をお読みになって「おっ、このファンドは企業価値を探究しているなあ」とどのくらい感じられたか、メンバーの皆さん、ご感想をぜひお聞かせください。

2023年6月の第6期の運用報告書が閲覧可能になりましたので、アップデートを加えていきます。

2023年8月追記

受益権総口数

受益権総口数の推移が「企業価値を探究しているか」否かとの関係は直接ありません(個人の考えです)が、ファンドへの受益者の支持を窺うことができるものと考えています。また、コンスタントに口数が増加しているファンドの方が市況にかかわらず「良い会社に投資できる」可能性が高いものと推測しています(個人の考えです)。
「企業価値を探究している」それがしっかり感じられるファンド、そうしたファンドがしっかりとした受益者の支持を得ていれば、相乗効果があるのではないでしょうか。

設定以来、前月末よりも受益権総口数が減少したのはたったの1度、2018年2月だけです。

2018年3月から2023年7月まで65ヶ月連続で前月末よりも受益権総口数が増加、つまり、ファンドへの資金純流入です。

グラフを2つ つくってみました。

2022年7月末 106億口でしたが、1年後 2023年7月末は167億口に。+57%の増加。2022年7月末の対前年同月比 +60%増に匹敵する増加率となっています。

2023年6月は1ヶ月で8.2億口の増加。1ヶ月では過去最多の増加口数を記録しました。

パフォーマンス

モーニングスターさんのデータを元に、調べてみました。

対照にするのはS&P500に連動する下記のETFです。

年ごとのパフォーマンスです。

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