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「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2021年3月)

投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

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(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。

renny_history_評価損益率

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.30倍(前月末2.22倍、前年同期 1.64倍)になっています。

2006年4月末の投資元本を100とすると、2021年3月末の時価は3,041(前月末:2,908、前年同期:1,936)に達しています。

ということからすると、

冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては

資産形成できている!!!

と答えられます。2021年3月末、月末基準で評価損益が金額でも率でも過去最高となり、最高記録更新は5ヶ月連続です。

なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。

保有資産の配分

保有資産の配分はこんな感じです。

renny_資産配分_当月末

前月末はこうでした。

renny_資産配分_前月末

日本株式、先進国株式が増え、FoFが減りました。が、変化はちょっぴりです。

FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのがこのグラフです。

renny_資産配分_当月末_FOF

ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、株価が下落すると評価額は大きく毀損されます。リスク大きめです。

アクティブ運用(とパッシブ運用)の比率、バランスファンド(上記のグラフの先進国債券はバランスファンドで保有)の比率、その推移を見たのがこちらのグラフです。

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アクティブ運用比率は前月末比微減の53.9%(パッシブ運用は46.1%です)、バランスファンド比率も前月末比微減の10.77%です。

パッシブ運用には2017年2月以降、追加投資していません。が、比率は前月比増えているということは、3月はパッシブ運用が強めだったということになりますね。なお、バランスファンドにも2017年2月以降、追加投資していません。

パフォーマンス

月次リターンは +4.17%でした。過去160個のデータがありますが、マイナスになったのは55回、率にして34.4%。12ヶ月あると、4.12ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。

年初来のリターンは +8.30%。これまでの年毎の推移です。

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年間でマイナスとなったのが5回(2007年、2008年、2010年、2011年、2018年)です。2021年は3ヶ月を終えてプラス、3年連続のプラスとなるか、ですね。

1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2016年4月末から2021年3月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。

renny_1年リターン_直近5年

2020年3月末〜2021年3月末は+46.2%と直近5年では最大値となりました。昨年3月といえば、コロナウィルスの感染が全世界に急拡大して株価が大きく下がりましたからね。そのせいです。

この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。

renny_1年リターン_since_2007Apr

過去の最大値は2012年5月末〜2013年5月末の+51.3%です。2020年3月末〜2021年3月末はそれに迫る結果でした。


保有ファンド毎の (基準価額➗平均取得価額) − 1 他は有料記事とさせていただきます。ご了承ください。

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