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"グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド 愛称:未来の世界" ー アクティブファンドを眺めてみた #0

2020年11月、10ヶ月ぶりに眺めてみました!


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上記の募集をしていますが、応募を頂戴して私も「面白い!」って感じたらどんなノートをつくるかのサンプルです。この三連休で何度か資料を確認してみたのがこちらの投資信託です。

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目論見書・販売資料

特色が具体的に説明されています。

投資アイデアの分析・評価や、個別企業の競争優位性、成長力の評価に基づき選定した質の高いと考えられる企業(「ハイクオリティ成長企業」といいます。)の中から、市場価格が理論価格より割安と判断される銘柄を厳選して投資を行います。

また投資先の選別のプロセスとして次のように説明しています。

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他ではあまり見ないのが「ディスラプティブ・チェンジ」という概念ですね。

ディスラプティブ・チェンジとは、既存の価値を破壊し、新しい価値を創造する長期的で巨大な変化を指します。

ポートフォリオ(投資先)の推移

現在、第4期ですが、過去の3期分の運用報告書(全体版)が確認できます。

201909_未来の世界_投資先

第3期末(2019年9月6日)時点の投資先です。右端の列「組入期」はいつ投資先に加えられたかを記載しました。

第1期組入が 22社(74%)
第2期組入が 6社(10%)
第3期組入が 10社(16%)となっています。

第1期に組入られたのが32社ですから10社(うち5社が第2期に全売却)が全売却されています。第2期組入は9社ですから3社が全売却されています。

第3期末は38社。ZILLOW GROUPは種類株式も持っているようですので実質37社ですかね。

日本の会社が3社含まれていますが、いずれも第1期から継続保有されています。

月次レポート

直近3ヶ月分しか閲覧できません。

2019年11月末時点の投資先上位10社

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第3期末の決算時の銘柄数38から36に減っているので少なくとも全売却が2銘柄あったようです。上位10社はいずれも第3期末の投資先ですね。

ローリングリターン

私の注目するのはローリングリターンです。

まだ3年と少しの実績しかないのでこんな感じです。

201912_未来の世界_1年_ローリングリターン
201912_未来の世界_3年_ローリングリターン

資金の出入り

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個人的な評価

運用方針やプロセス、ポートフォリオの内容は「好き、嫌い」でいうと「好き」な方です。

ただ、

月次レポートの閲覧が直近3ヶ月のみであること、

月次レポートの内容が今ひとつパッとしない(薄い?)こと、

向こう側にいる人のキャラクターが感じられないこと、

資金も流出傾向であること、

から私自身が託してみたいなあ、というレベルには至らない、というのが正直なところです。

立派な成績を出しているとは感じますので、今後「パフォーマンス注目」しつつ、情報発信に変化が出てくるかも見ておこう、と思います。

個人的な評価 : 「パフォーマンス注目」

以上 "グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド 愛称:未来の世界" を眺めてみました。

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