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数年前、「本屋さんをやってみたいなあ」って考えてました。

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僕の机のすぐ左側、本棚のある一列です。

読書から得たものは非常に大きなものがあります。本を読むのに時間、それから自分の集中力というか意識を投じました。時間も自分の意識も僕にとっては有限な資源、資本ですから、読書は「投資」です。読んだ全ての本が自分の血となり肉となっているか、著者の伝えたかったことが正しく僕に伝わっているか、という疑問のようなものはありますが、本棚の様子は僕にとってのポートフォリオですね。上の写真はポートフォリオの一部ということになります。

実は、何年か前に、思いついたんです。

本屋さんがやりたいな、って。

結局、意志が薄弱なところもあって(色々と制約もあることも分かり=当然ですね)実現には至りませんでした。

本屋さんをやってみたいな、って何故思いついたのか。

理由は、書店の本棚に違和感があったから、です。この状況なので、ここ1年はなかなか書店に足を運んでいないのですが、以前は月に数回、お昼休みに、勤務先の近くの書店にお邪魔していました。「資産運用・投資」の棚に行くと、非常に数多くの本が並んでいます。

これまでほとんどこの種の行動に馴染み、縁が無かった人がふと思い立って、あるいは、たまたま偶然その棚の前を通りかかって、たまたま手に取った一冊。そこで色々と決まってしまうこともあるんじゃないか、って想像したのです。

去年のドラマで一番お気に入りだった #MIU404

誰と出会うか、出会わないか。この人の行先を変えるスイッチは何か。その日が来るまで誰にもわからない

この「誰と出会うか、出会わないか」は本にも当てはまるわけで。投資・資産運用ということを考えると、僕自身も、最初に手に取った一冊の影響は少なくありませんでした。

といった具合に考えた結果、「投資・資産運用」に特化した、本の種類を大幅に絞り込んだ本屋さん、いいんじゃないか、って妄想したんですね。

本をセレクトしてWeb書店みたいなのは、というのもあるのですが、やっぱり本屋さんには本屋さんの良さがあると思うんですよね。最近の若い人たちはどうなんでしょうかね。本屋さんなら本を媒介にしてイベントもできるし(それもオンラインで、できるやん!って言われる?)。とはいえ、現実にその場があることで、何か偶然に発生することが起こる可能性が上がるような気がするんです。

いずれにせよ、このアイデアは実現には至りませんでした。


最近、noteで知ったプロジェクトです。

なるほど、って思いました。僕が本屋さんをやってみたいな、っていうのは、「この本がいいよ!僕ならこの本をオススメしますよ!」ってことをリアルの場で発表したい、ってことが大きかったので、こうしたプロジェクトに「さんかく」することで、その想いが実現できる、そんなことを思ったのです。

沼津かあ。数回訪れた街(お寿司を食べて、干物をお土産に買って、沼津御用邸公園を散歩して、くらいのものですけど)で心惹かれます。


今週、こんなプロジェクトの存在も知りました。

もう一度、色々と考えてみたいテーマです。

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