「ちゃんとした投資」にオルカンは不要! 目指せ!インデックスフリーなポートフォリオ(2024年2月) 

株式投資歴20年超、ブログ等での発信歴19年の投資家の運用状況をお示しする月次レポートです。

20年超の経験で僕が考える、実践したい「ちゃんとした投資」にはインデックスファンドは要りません。オルカンもS&P500も不要です。一口も買ったことないし、保有したこともありません。

でも、ここに至るまでには色々ありました。インデックスファンドも取得したことがあります。何年にもわたってコツコツと買い増してきました。でも、僕が今目指したいバランスシートからは徐々に減らしていきたい、できることならインデックスファンドはゼロにしたい、そう考えています。インデックスフリーにしたい。

目指せ!インデックスフリーなポートフォリオ

投資信託を毎月コツコツと買い足していくことで資産形成ができているか、を月次で確認するシリーズの198回め!(推定)です。

この定点観測の 第1回 は2006年7月末でした。2006年8月末は記事をつくっていないようです。2006年9月末以降は、毎月更新してきましたので、今回が198回目です(推定)。

投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(20年超!)のですが、毎月末の時価を記録し始めたのが2006年4月以降です。

目指せ!インデックスフリーなポートフォリオ


保有資産の配分

2024年2月末の資産配分は次のとおりです。

前回 です。

FoFが増えましたね。2023年7月末以降「債券」はゼロです。

FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのが下のグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。

インデックスフリーなポートフォリオへの道

尊敬する投資家の一人、ろくすけさんの記事です。

ご本人にXでお尋ねしたところ、これでポートフォリオからパッシブ運用な資産(インデックスファンド)がゼロになったそうです。

パッシブ運用資産(インデックスファンド)がゼロ、つまり、インデックスフリー

早く自分の資産をインデックスフリーにしたい、と考えています。

何百、何千という会社の株式を保有、その株価を毎日追いかけ回してそれを基に比率を決める。この種の資産はゼロにしていきたい。企業価値をしっかりと探究していて、それを伝えようとする姿勢を磨いているマネジャーが運営、管理している資産に置き換えたい。

その辺りはこの記事にも書きました。

早く自分の資産をインデックスフリーにしたい

これが僕の今の考え、方針です。

株価指数に勝った、負けた。

どうでもいいです、興味ありません。

市場平均以上のリターンを目指す?

そんなものは目指していません。

株式投資、投資信託の保有によって、将来にわたって価値をしっかりと持続的に実現してくれる会社の事業に参加できているか否か、僕が考える「ちゃんとした投資」が実践できているか、それが最大の関心事です。

ポートフォリオに占めるパッシブ運用資産の割合、これまでの推移です。

パッシブ運用資産(インデックスファンド)の比率

アクティブ投資比率60.7%です。したがい、パッシブ運用資産比率は39.3%です。前月末比 アクティブ投資比率が0.2ポイント減少しました。パッシブファンドは追加取得が無い一方、アクティブファンドは追加取得をしていることもあって、株価上昇の局面では起こり得ることだと認識しています。

インデックスフリーなポートフォリオを目指す理由の一つが、パッシブ運用資産は僕が築いた資産として、自分の家族に受け渡したい、引き継いでもらいたいものではないから、です。

NISAの口座を活用してのパッシブ運用資産を解約しての移し替えを少し考えていましたが、これは来年以降になりそうです。

パフォーマンス

「過去」の話 です。しっかりと「メンテナンス」すべき対象とはちょっと違う、そう考えています。

投資の果実は「未来」からもたらされるので。以降のデータ、経過は「へぇ、そうなんですねー」くらいの感覚でご覧ください。保有資産の「メンテナンス」は以下のマガジンでご覧ください。

ポートフォリオの時価の推移

2月は、前月末比で時価は増加。

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.83倍(前月末 2.73倍、前年同期 2.31倍)になっています。

2006年4月末の投資元本を100とすると、2024年2月末の時価は4,739(前月末:4,537、前年同期:3,587)に達しています。過去最大値となりました。

月次リターンは +4.22%  でした。

月次リターンは過去195個のデータを持っていますが、マイナスになったのは 68回、率にして34.9%。12ヶ月あると、4.18ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。直近12ヶ月では プラスの月 10、マイナスの月 2となっています。

これまでの年毎の推移です。

2024年は2ヶ月で前年末比+9%とハイペース。そろそろ調整があるのでは、と。

1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2019年3月末から2024年2月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。

1年リターン 過去60ヶ月

2023年2月末〜2024年2月末、この1年リターンが +27.78%。

2022年6月、2年2ヶ月ぶりのマイナスとなりましたが、7月、8月とプラス。2022年9月、10月は2ヶ月連続のマイナス。2022年11月は若干のプラス。2022年12月はマイナスに。

2023年は2ヶ月連続でプラスでスタート、3月はマイナスになりましたが、4月以降11ヶ月連続でプラスになっています。

この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。

2023年2月末〜2024年2月末の+27.78%はこれまでのデータが残る203ヶ月(うちマイナスの月が66)、率としては19番目。プラスの月が137個ですから、プラスの中では上位14%に位置します。

月末時点の時価、前月末との増減

月末時点の時価が前月末と比較して増えたか、減ったかの推移です。

金額の数字は非公開です。ご了承ください。

2024年2月末は前月末比増加。プラスの月が155ですが、プラスが大きかった月で上位7番目です。

マイナスの月も含めて絶対値としてみた場合では9番目。データは213個です。

一方、率で見るとこうなります。

2024年2月は、前月末比+4.45%。プラスの月では55番め。プラスの月は155回です。

今月は無料パートを増量してみました。サブスクは初月無料です。
無料でお読みになれる記事がたっぷりあるので、有料パートにご興味をお持ちくださったらお早めにお試しになってみてはいかがでしょうか。

あなたご自身の「ちゃんとした投資」のヒントになればとても嬉しいです。

保有中の主要なファンド毎の評価損益率

僕が保有している主要なファンド毎の評価損益率を確認します。

評価損益率:(基準価額➗平均取得価額) − 1 

です。

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