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投資と寄付はボーダレス/「投資の肉体性」からの、、、

投資と寄付がボーダレスになっていったら、貯蓄が美徳だった団塊世代から、次の世代にお金が移転していく過程で、この国の将来にも光明が見えてくる気がします。

Shimoyamaさんのブログからです。

投資と寄付はボーダレス


投資と寄付。

正直に言うと、僕の場合、まだまだ投資の方に関心の重心があります。でも「ボーダレス」という感覚は少しずつ増しつつあります。#solio さんを通じた #コツコツDonate を実践していることで、少しずつ。

投資と寄付との間にボーダーのある人、別モノと考えている人の方が圧倒的多数だと思います。Shimoyamaさんがおっしゃっているように、「ボーダレスだね」と考えている、腹の底からそう感じている人が増えていくと良いなあ、って僕も思います。


Shimoyamaさんのブログからもう一箇所。

積立投資やマンスリーサポートは、スポットの投資や寄付よりも、お金の出しっぱなしではない、主体的な関わりやつながりを生みやすく、お金の出し手にとって出しがいのあるものだと思います。

この「お金の出しっぱなしではない」というところです。

思い起こしたのが、「肉体性」という言葉です。

投資の肉体性

株の肉体性をどう持たせるのか、ということが重要になってきます。
株というものはちゃんとした資産であるという感覚を持ってもらうことが大事なんですね。
多くの人にとって、投資というのは一旦お金が空になって、証券市場というよくわからない変動する世界の中で、自分の大切なお金が変動に晒されているというのが投資のイメージだと思うんです。
手元に資産としてある感覚をどう持たせるかが金融教育の重要な柱になってくると思うんですね。手元にある固着感が大事なんです。

https://info.monex.co.jp/news/2019/20190327_02.html
“投資の肉体性”を伝えていく必要がありますよね。例えばひふみに投資されたお金は、ちゃんとした資産なんですよ。サービス産業であったり、電機産業であったり、色んな会社にお金が投じられていて、そのお金はその会社の株主として365日動いてくれています。つまり日本の会社、世界の会社の株式が手元にあるっていう感覚をお客さまに持っていただくのが大事かな、と。

https://www.tsumiki-sec.com/interview_rheos2/05/

藤野英人さんがあちこちで強調されていますね、「肉体性」。株式投資や投資信託に投資することって、現金は手放してはいるものの交換に手にしています、株式や受益権(投資信託)を。株式の場合の単位は「株」ですが、投資信託の受益権の単位は「口」です。ちょっと「肉体性」を感じます、受益権だと特に。

寄付でも同じようなことが言えるのでは、と思ったのです。これまで寄付してきた歴史、積み重ねに「肉体性」を持たせては、と。寄付を受け取った領収書以外にも、寄付した事実を示す株券のようなものを、寄付した軌跡が確認できる通帳のようなものを、と。そうすることで寄付した団体への関心がより長く続いたりするのでは、と思いました。

肉体性からの、「同じ船に乗る」「オーナーになる」意識

お金を手放したんじゃない、お金を使って投資で手に入れた資産は手元にあるんだ、自分の「口」数なんだ、という意識を持てると、自分の体のことですからね、投資先の活動への関心が強まってくるようになる可能性が高まる? さらに、そこから「同じ船」に乗っているんだ、オーナーなんだ、という意識に変わっていく、その意識が強くなっていくのかもしれません。

投資家と経営者は長期的な企業価値増大という同じ船に乗っているのです。

投資家・受益者に「投資の肉体性」を感じてもらい、さらに「同じ船に乗っているんだ!」「オーナーなんだ!」と腹の底から感じてもらおうと努力する、そんな投資信託が僕はスキです。

イベントへのお誘い

この記事をつくるきっかけを下さったShimoyamaさんをお迎えするイベントを行います。ご興味あればぜひお越しください。


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