「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2023年7月)
この定点観測の 第1回 は2006年7月末でした。2006年8月末は記事をつくっていないようです。2006年9月末以降は、毎月更新してきましたので、今回が191回目です(推定)。
投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(20年!)のですが、毎月末の時価を記録し始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。
グラフの通り、2023年7月末は過去最大値を更新しました。
(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。
こちらは前月末から微減です。
毎月、毎月、保有資産の時価を確かめること について最近感じていることは下記の記事で書きました。お時間あればご覧ください。
端的に言いますと、ここから先の定点観測 は「過去」の話 です。しっかりと「メンテナンス」すべき対象とはちょっと違う。投資の果実は「未来」からもたらされるので。以降のデータ、経過は「へぇ、そうなんですねー」くらいの感覚でご覧ください。
では、定点観測です。
7月は、前月末比で評価額が増えました。
おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.57倍(前月末 2.58倍、前年同期 2.33倍)になっています。
2006年4月末の投資元本を100とすると、2023年7月末の時価は4,130 (前月末:4,119、前年同期:3,454)に達しています。
ということからすると、
冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては
資産形成できている!!!
と答えられます。
なお、ポートフォリオの99%程度を投資信託が占めています。
保有資産の配分
前月末はこうでした。
先進国債券がゼロになりました。長く保有してきたバランスファンドの全解約が完了したためです。詳しくは下記の記事をご覧ください。
FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのが下のグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。
ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、リスクはかなり大きめです。
これまでの資産配分の経過は下記でご覧になれますので、もしご興味があれば。
パフォーマンス
月次リターンは +0.0% でした。
月次リターンは過去188個のデータを持っていますが、マイナスになったのは 66回、率にして35.1%。12ヶ月あると、4.21ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。直近12ヶ月では プラスの月 9、マイナスの月 3となっています。
これまでの年毎の推移です。
2022年は2018年以来4年ぶりにマイナスで着地しました。
2023年は7ヶ月終えてプラスとなっています。
引き続き、ガッチリ、コツコツと追加で買い足していきます。
1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2018年8月末から2023年7月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。
2022年7月末〜2023年7月末、この1年リターンが +15.5%。
2022年6月、2年2ヶ月ぶりのマイナスとなりましたが、7月、8月とプラス。2022年9月、10月は2ヶ月連続のマイナス。2022年11月は若干のプラス。2022年12月はマイナスに。
2023年は2ヶ月連続でプラスでスタート、3月はマイナスになりましたが、4月、5月、6月、7月はプラス。
この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。
2022年7月末〜2023年7月末の+15.53%はこれまでのデータが残る196ヶ月(うちマイナスの月が66)、率としては62番目。プラスの月が130個ですから、プラスの中では真ん中よりちょっと上くらいですね。
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