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鎌倉投信 #わたしが応援する会社

#わたしが応援する会社  その2です。順番に大きな意味はありません。最初に紹介したから最も熱烈に応援しているというわけではありません。

「わたしが応援する会社」として2つ目に挙げたいのが

鎌倉投信

です。

鎌倉投信はその名前の通り、投信=投資信託をつくって、販売している会社です。鎌倉投信がつくっているのは『結い 2101』という投資信託、これ一本です。この『結い 2101』は今年3月29日に設定されてちょうど10年になります(ちなみに、ウチの次男の誕生日が3月29日なので忘れることはありません笑)。

社長の鎌田さんと出逢ったのは2008年。別の投信会社のイベントでお目にかかったのです。鎌倉投信の設立は2008年11月5日ですので、会社を設立される前だったはずです。2009年の年初に鎌田さんから年賀状を頂きました。そこには鎌倉投信の名前が。その後、メールを何度かやりとりさせて頂いたり、ファンド名を募集されていたのでそれに応募させて頂いたり。

で、2009年11月2日、鎌倉を訪ねました。

ファンド名が『結い 2101』に決まり、口座開設、つみたて投資の申込用紙を持参して2010年2月にもお邪魔しました。

この頃から間もなく10年です。

10年前、株式上場を目指すベンチャー企業に関わる仕事をしていました。その仕事は新規に投資先を探したり、調査したり、というものではなく、既に投資している先の株式を売却するというもの。なかなか売却までに至らず困難なケースがほとんどでした。また、個々の投資先の今後の可能性は横において「とにかく、なるべく早くExitする、この種の事業からは撤退する」という勤務先の大方針が優先されての仕事でした。個々の投資先の可能性をあらためて精査することなく、この方針が徹底されることに大きな疑問を感じていたのです。

鎌倉投信は

日本にほんとうに必要とされる“いい会社”に投資をし、その株式を長く保有し続けること

を掲げています。「いい会社」と判断して投資した以上、その会社が「いい会社」である限り、株式の保有を続ける、という考え方が当時の私に深く染みたことをよく覚えています。ファンドの期限を「無期限」とすることが出来る、公募投信だからこそ、というご説明に「なるほどなぁ」と。

私自身のベンチャー企業への投資の仕事においては、どのような支援を行えばその「価値」増大に役立つことが出来るのか、と試行錯誤を行っていました。成果に結びつくケースはごく僅かでしたが、その活動で「価値」創造の過程に(少し)関われているという実感がありました。

鎌倉投信は投資の果実を次のように定義しています。

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投資先の会社の生み出す「価値」に、僅かでも関われているという実感を得られることが大きな魅力であると、昨年、様々な機会で再認識しました。

「投資」の話になると、すぐに「何が儲かる?」「どこがいいの?」という具合になりがちですが、時間をかけてじっくりと価値を育てるからこそ果実は得られるものだという価値観を鎌倉投信には教えてもらい、深く納得することが出来るようになりました。これからもこの価値観を発信し、一人でも多くの人に共感してもらえるようになってほしいものです。

これからも『結い 2101』を毎月買い増ししながら、『結いだより』やイベントを通じて、投資先、鎌倉投信との関係、関わり、つながりを実感していきたいと思います。


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