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月次レポート研究所

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アクティブファンドの「月次レポート」を研究します。研究や発信を通じて、投資家、投信会社の信頼関係を強化するような「月次レポート」を増やし、アクティブファンドを通じて明るく楽しい未…
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2021年9月の記事一覧

スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #16 (2021年8月末版)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観…

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投信ビジネスがアパレル業界の二の舞にならないために

日本株を投資対象とする投資信託が2本あり、運用担当者は同じ人、投資先企業も月次レポートの…

吉田 喜貴
3年前
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「タテ」「ヨコ」で月次レポートを眺めてみる

先日、偶然この番組と出会いました。 ライフネット生命保険の創業者、出口治明さん。この講義…

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ESG投信の先駆け2ファンドの明暗を分けたもの

環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance) の要因を勘案して投資判断を…

吉田 喜貴
3年前
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”アクティブファンドの5つの「P」と「People」” (Shunichi Shimoyama さん)

月次レポート研究所です。 研究所の設立(結成)直後に、「輪」に加わってください! とお願…

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世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資) の月次レポート

”世の中を良くする企業ファンド” と銘打ったファンドの最初の月次レポートが閲覧可能になり…

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東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン「オーナー社長取材レポート」

月次レポート では無いのですが、非常に印象的な情報発信でしたので、 #月次レポート研究所 で取り上げます。 投資先の会社の経営者へのインタビューです。 こうした情報発信を行うには、ファンドと経営者、会社との間に一定の信頼関係が不可欠だと思います。こうした信頼関係は一朝一夕に築かれるものでは無いでしょう。時間をかけてお互いの理解を深めることができたということだと感じます。 こうした情報発信が増えていくことは非常に好ましいことだと考えています。 「非常に印象的な試みですね

投信会社の”スチュワードシップ活動に関する自己評価”を確認したこと、ありますか?

「買ってから勝負が始まる」「買った瞬間に勝負が決まる」世の中は大きく「買ってから勝負が始…

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設定来の歴史を振り返ることのできる投信を選びたい

前回、リーマン・ショック前後に投資信託はどのような情報発信をしていたのか振り返りたいと書…

吉田 喜貴
3年前
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月次レポートは財産、関係者でつくり出した成果を記録、共有するとても大切なもの #…

昨日の吉田喜貴さんの記事です。 ゆえに過去の月次レポートは投信の財産なのである。 アクテ…

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過去の月次レポートは投信の財産

私が株式投資をはじめた2000年頃、受益者向けに丁寧な情報発信をしていたのは「さわかみファン…

吉田 喜貴
3年前
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投資で大切なことがギュッと詰まった、鎌倉投信「結いだより」129号

最近、印象的だった投資信託の月次レポートは、鎌倉投信の「結いだより」129号(2020年12月)…

吉田 喜貴
3年前
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「受け手」が、「贈り手」を育てる

まだ世の評価の定まらない仕事であったとしても、それを受け止め、価値を見出してくれる「受け…

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【日米比較】投資信託の目論見書・必要記載事項

杉田浩治「投資信託の世界」(2019)で、日本とアメリカの投信の制度がどう違うか学んでいる。 目論見書を日米比較した際の大きな違いが、アメリカでは投信を関わる人のプロフィールが開示される部分だろう。日本の投信では一切開示されず、知らないうちにファンドマネージャーが交代している、なんてケースがほとんどだ。 個別企業に投資している人間からするとおかしな話で、経営者がどんな人物かも知らないまま投資するようなもの。デイトレーダーでもない限り、ありえない話でしょ。 投資信託は文字