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僕の映画の聞き方

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僕の映画の聞き方
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趣味は何かと聞かれると決まって「写真」と「映画」は反射的に答えるのだけれど、「映画」と言った後は大抵後悔する。写真は撮り始めてまだ一年くらいしか経ってないけど、「どんな写真撮るの?」「写真見せてよ!」って言われたら写真フォルダにまとめてあるものを見せるか、インスタの写真アカウントにあげた写真を見せれば、僕がどんな好みなのかだいたい通じる。でも、映画というと必ず何が好きなの?って聞かれる。これがまた困ってしまう。映画は好きなのだけど、そんなに詳しいわけではない。それに、何つけても好きなものはとことん好きになるたちなので、お気に入りのものを何回も見返してしまう。だから、僕の映画の引き出しはそんなにない。それでも趣味と聞かれると、映画と言いたくなる。好きだから。みんながよく見に行く新作映画を必ず見に行くわけではない。詳しくないけど、好きなもんだから仕方がない。

どんな映画が好きなの?と聞かれて、決まって答えるのが、ハリーポッタシリーズとabout time。ハリーポッターを知らない人はいないはず。人類の遺産といってもいいんじゃないかって僕は思ってるくらいの大傑作。ちなみに一番好きなのは「不死鳥の騎士団」。アズカバンの囚人も好きで、特にストーリー構成が好きでよく観る。about timeを知っている人がどれだけいるかわからないけど、内容はもちろんのこと、レイチェル・マクアダムスっていう女優が好きでよく見ている。そんな大好きな映画たちの僕なりの楽しみ方がある。レイチェル・マクアダムスが出てるということで観始めた「きみに読む物語」も結構好きで、DVDをそのままノルウェーにまで持ってきた。

タイトルで「映画の聞き方」って書いたのだけど、意味はそのまま。音楽は聴くものだし、人の話も聴くもの。でも、映画は本来なら聴くものではなくて観るもの。映画鑑賞って言うくらいだから目で楽しまなきゃしょうがない。でも、時として僕は聞くことを楽しむことがある。

好きなものはとことん好きになる人なので、聞く映画はお気に入りのもの。さっきのabout timeを聞くことなんかは結構ある。好きな映画は何回も観るから内容しかり、次のセリフまで先に頭の中でこだまする。それくらい好きなものはよく聞く。映画を聞く目的は、映画そのものを楽しむことにあるのではなくて、あの映画の世界観の中で作業する感覚が得られるのが好きだから。映像を観もしないで音だけ楽しむなんて、なんとも贅沢な楽しみ方だけど、これが意外と良い。作業しながらかすかに聞こえてくるセリフやサウンドトラックがBGMになって、このシーンはこんな情景だったな、なんて記憶の中からそのイメージを引っ張り出して自分の中で答え合わせをする。

ブログを書くときも映画を聞くことがたまーにある。ブログを書いているときは集中したいので、たまにしか聞かないけど、夜のこのルーティーンはなかなか落ち着く。

ノルウェーに来てから、映画を前よりも観るようになった。家に引きこもってるわけじゃないけど、市民図書館のメンバーになったから映画が借り放題。大学の図書館よりも揃えがよくて、結構ヘビーユーズしている。最近のハマりはディズニーアニメ。ハリーポッターが好きだったりと、ファンタジーものが好きで、ディズニーの中でも最近は実写化されたものをよく観ている。今年ヒットしていた実写版アラジンのDVDが早く発売されないかなと思っているこの頃。

音楽も、写真も、絵も、そういう芸術的なものってそれぞれの人の楽しみ方があってしかるべきで、そういう普遍性のないところに芸術の良さがあったりするのかなとたまに考える。この間のセロのコンサートも音楽への知識がないなりに僕だけの楽しみ方を模索していた。

やっぱり夜に映画を聞くのは落ち着く。まさに今もabout timeを聞きながらブログを書いている。

もっと聞ける映画を増やしたいなあ。

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今日の一枚。最近のブログの写真にも似たような写真を載せました。今日の一枚は焦点を違うところに当てた写真。この前のものは奥にいるカップルにフォーカスしてたけど、これは手前の落ち葉にフォーカス。同じ構図の写真でも、どこを切り取るかで全く違うストーリーになるし、見え方も変わってくるから、こういうところが写真の醍醐味かなと思う。人によっても切り取るところが変わってくるし、人によって加工での光の調節加減が変わってくるから面白い。スタヴァンゲルでも写真仲間ほしいなあ〜〜

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