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『タテ社会日本』と『ヨコ社会北欧』

結構前から思っていることがあって。

北欧っていう地域がどんなところなのかって未だにぼんやりしてると思います。

なんとなく幸せそうで、
なんとなく平和で、
なんとなく平等、
なんとなく環境意識が高い。

言葉だけが独り歩きしてしまっていて、僕の目を通してみたら本当にノルウェーの人って幸せなのかな?って思うときはよくある。だって、すごく寂しそうな顔しながら歩いてる人めっちゃいるよ?寂しさって幸せと同義だったっけ?

環境意識についていえば、少なくとも日本よりは遥かに進んでいると思う。Pantだったり、紙ストローが結構主流になってて飲みにくいなぁって思ったりもする。もちろん先進的ではあるんだけど、じゃあ例えば2019年のSDGsの達成度レポートを見たらどうだろう。デンマーク以外の北欧4国は17項目の13番目にある「気候変動」に関する指標では「Major challenges remain」だった。OECD諸国のほとんどがこれ(=最低評価)なんだけど、これより一段階良い評価だったのはデンマーク、メキシコ、スイス、ラトヴィア、オランダだけ。これより良い評価の国はない。

ここの評価ってめっちゃ厳しいのかな?もちろん、全体で見た時に達成度は上位にいる北欧諸国がほとんど。

こういう「なんとなく」っていうのが余計に見えにくくしていると思うところがある。どうにかしてその霧を少しでも晴らすことができたらなぁと思って、一つ突破口が見えた気がする。

日本と比較すればいい。似てるところ、違うところ。自分とのズレ度で人は他者との距離を測るものなので、単純に一番よく知っている日本という国とのズレ度を説明すれば良さそう。

そんなわけで似てるところ、違うところを考えてみたけど、タイトルにあるように「タテヨコ」でみたらめっちゃわかりやすそうだなと思えてきた。

日本は主客両方の視点から見て、「タテ社会」の傾向が強い。ぱっと思いついたのは、年功序列、偏差値教育、敬語が生む上下関係などなど。一方で北欧は、「ヨコ社会」だなと思うことがよくある。さっきの日本の順でいくと、成果報酬、均質教育、中性語(フィンランドのhänとかね)がありそう。

男女平等っていう視点から見ても、一目瞭然で今の北欧の首相はスウェーデンを除いて全員女性。特にフィンランドは世界最年少の首相を生み出している。

あとは、サウナ、コーヒー文化はヨコ社会を促してそうだな。

他に何か要素はありそうかな?


一応似ている点を考えてみたんだけど、あんまり思いつかなった。よく北欧人はシャイだから日本人と似てるって言われるけど、「そうかなぁ?」というのが個人的な感想。バス停とか雑貨屋とか行くと結構話しかけられるからなあ。

ま、そんな感じで深掘りして面白い記事書きますーー!
読んでくれた方、ここは違くない?こういう違うのありそうじゃない?とかあったら教えて欲しいっス!

では!!

ps. 今年は花見は自粛した方が良さそうですね。これから二次関数的にグィッと一気に増えそうな気がしてます。

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