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司法予備試験と就活の二刀流苦学生の備忘録3〜勉強法紹介〜

紳士淑女のみなさま、ごきげんよう。
れににです。

司法予備試験と就活を同時並行で進めている苦学生の日常を綴っていこうと思い立って書き始めたnoteですが、3回目にして既にネタ切れです。

とはいえ、前回勉強方法の紹介でもしようと書いたので、今回はその案に縋っていこうと思います。

勉強方法を紹介!というよくあるコンテンツですが、真面目な話、正直参考にしない方がいいと思います。その人にあった勉強方法なんて人それぞれですし、他人の勉強方法をなぞるだけでは身に付かないということも多くあります。偉そうに語ってしまいましたが、とにかく、自分に合った勉強方法は自分で見つけてください。

短答式試験

まずは短答の勉強法を。
予備試験に学部3年で合格した友人(化け物)は言いました。「短答は何よりも演習量。とにかく量をこなした方がいい。」僕はそれを信じてひたすら過去問を周回しています。

え?数行前の自分の発言と矛盾してる?
そうですね、ですが私は自分の発言にあまり責任を取らないタイプなので。
こんなことをいう人が弁護士になろうだなんて、恐ろしいですね。
自分で様々な勉強を模索した結果、ひたすら量をこなすことに落ち着いたので、許してください。

最初は「自分のわからなかったノート」という、不正解した問題の解説を写経したノートを作っていたのですが、時間がかかるし、まぁまず見直さない。ただの自己満足で終わってしまいました。

最終的に落ち着いたのが以下の画像のようにすること。

行政法

どうしても覚えておかなければならないと感じた、知識が曖昧だった部分だけ上に殴り書きで書いて覚えます。
本当は字、もっと綺麗です。

問題集はみんな大好き「短答過去問パーフェクト」、通称たんぱふぇを使用しており、間違えた問題についてはそっちに印をつけています。

これを毎日大体合計200問くらいやって、最低でも一週間で1000問解くようにはしています。

論文式試験

さて、次に論文の勉強法です。
論文といえば、問題提起⇨規範⇨当てはめ⇨結論、の法的三段論法をいかに綺麗に書けるかの勝負になる試験ですが、私はフルでの起案はしていません。

もちろん、フルで書くこともあります。ですが、時間がかかる割に得られるものは少ないと考えています。というのも、フルで書いてようやく得られるメリットって「つなぎ」の部分を上手に書けるようになる、という日本語力の部分でしかないからです。この点について自信がある私は、主に二つのことを意識して勉強しています。

一つ目が論点の抽出
これができなければお話になりません。問題を読み、どの点について規範を定立させ、事案を当てはめていくべきか、それを早く的確に行う練習をしています。これは紙に書いたりする必要もなければ、さほど時間もかからないので、頭の体操的な使い方で今の時期はやっています。

二つ目が論証の暗記
ここが鬼門ですね。論証そのものを暗記できても、どのような事案にどの論証を当てはめるべきなのか、それがわからないとお話にならないので、私まずは趣旨と規範の理解から行っています。それがわかれば右問題は解決ですし、論証を丸暗記できていなくても自分でそれっぽい規範の定立をすることができます。

それができた後に、暗記。
移動時間に読んだり、音読したものを録音して再生したりしています。
活字を読むのが心底嫌いなので、以下の写真のように小さなノートに自分で書いたものを携帯しています。

刑法の論証

まとめ

以上が大まかな勉強方法になります。これを毎日続け、リフレッシュ感覚で就職活動を。こちらについてもまた後日発信できたらなと思います。

不合格した人の勉強方法なんてほんと、誰得なんでしょうね。
正直、誰かのためになるといいな、という気持ちはほとんどなく、「僕こんなに頑張ってるんだよ!」っていうのを発信したいだけです。
褒めてください。

それではご高覧いただきありがとうございました。
ごきげんよう。

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