蓮行流業績道場#13 研究紀要「SROIを用いた環境演劇ワークショップのもたらす社会的インパクト評価」が公開(過去記事)
※※※本記事は、過去記事(2019/7/5)のアーカイブです※※※
劇団衛星代表、蓮行であります。
公益財団法人アサヒグループ学術振興財団から助成を受けて2017年度に実施した研究プロジェクトの成果報告書(研究紀要)が、財団ホームページにて公開されております。
サスティナブル社会・経済学部門
研究課題名「SROIを用いた環境演劇ワークショップのもたらす社会的インパクト評価」
http://www.asahigroup-foundation.com/academic/support/pdf/report/2017/22.pdf
他の先生方の研究紀要も、下記のページに掲載されております。
http://www.asahigroup-foundation.com/academic/support/report.html
昨年10月には、助成対象者の報告会も開催されたのですが、
持続的社会、共助、定常経済…などなど、わしにとっても関心の強いテーマが多数採択されており、興味深く拝聴しました。
ちなみに、わたしは2019年度もアサヒグループ学術振興財団からは研究助成を採択されております!
研究課題名は、「演劇的手法を用いた環境教育プログラムの普及型モデルの再設計と社会的インパクト評価」です。
2017年度の研究では、「子どもと一緒に演劇をつくるワークショップ」の実施による環境への効果を調べたのですが、
2019年度は「環境をテーマにしたロールプレイ」の実施による効果をテーマとしています。
演劇創作のワークショップは、ファシリテーターに演出家や俳優としての高いスキルが求められるためか、なかなか各地に広げることができないでおりました。
今回は、ある程度のルールを決めたロールプレイのプログラムを開発することで、各地への普及を目指しております。
ちなみにこの着想は、2017年度の審査委員の先生から
「パリ会議のような、国際会議をモチーフにしたロールプレイングの学習プログラムはできないか?」
とのコメントをいただいたことがきっかけで生まれました。まさに集合知ですね!
今年度も、より良い研究成果が出せるよう、気を引き締めて臨む所存です。
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