儚く虚しい、つかの間の夢
あの日全て手放せたはずだった
何度も何度も夢を見て
何度も何度も裏切られて
それでも捨てられなかった
幼いころからの幸せな夢
そんなに高望みだったのかな
小さくて、平凡なものだと思ってた。
普通に生きてたら叶うものだと思ってた。
どうしてこうなったのかな。どこで間違えたのかな。
他の全てを犠牲にしてもいいと思ってたのに
ただそれだけが望みだったのに。
それをやっと諦めて、手放したのに・・・
貴方に出会わずにいたら、夢見る事は見なかった
やるだけやったと自分を納得して終わってた
どうして期待してしまうのだろう。
期待していいのは自分に対してだけなのに
他人に期待してもなんの意味もないのに
どうしてまた夢を見たいと思ったのかな。
一番願った夢だから、諦めるのが死ぬほど辛い。
こんな自分が大嫌いで、許せなくて
このまま消えてしまいたくなる。
もう充分に幸せなのに、望んではいけないのに。
人の夢と書いて儚いなんて
そんな言葉に負けたくなかった
それを認めてしまったら
人は何のために生きるんだ
仕方がないと諦める事と
やるだけやったと認めて受け入れる事は
意味が全然違うんだ。。。