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【大切な人と泊まりたい島根のお宿】他郷阿部家(石見銀山)


ひょんなことから、世界遺産のある島根県のある街にいくことに。
島根県大田市大森町。石見銀山のある街です。

人生初島根だったものの、とにかくすばらしき体験の数々。
人、山々、自然。

子育て世帯を中心に移住者が増える人口400人のこの街は、今Eテレで特集されるなど注目されています。

そんな街にお邪魔する機会があった際に、素敵なお宿に泊まることができました。


泊まった宿はこちら。



根のある暮らしを楽しむライフスタイルを提案している群言堂さん。その傘下のお宿。


とりあえずあまりに好みの世界観すぎて写真を撮りまくったので、写真でその世界観を楽しんでいただけたらです!


群言堂の創業者である松場トミさんが、実に10年暮らし、建物の声を聞きながら、命を吹き込んでいったこのお宿。
この動画を見るとその歴史の一端を感じられます。


入り口からどこか懐かしく、どこか異世界

ということで、しばし写真をお楽しみください。

入り口です。趣ある看板。
玄関入ってすぐのお庭です。気がいいかんじ。
いいかんじです。
玄関にはかわいいポストが。暖簾もいい感じの色合いです。
空の感じもマッチしてるんですよね。
入ってすぐの玄関。
全貌はこんな感じ。ふぁぁたまらん。
玄関から右手を見ると。
ちょうどひな祭り前でお雛様が。


もう玄関入ってすぐに心奪われるこの感じ、なんなんでしょう。

まだまだ序の口。そんでもってチェックインもこんな素敵な場所で。

そしてこんなすてきな場所でチェックイン!

いざお部屋へ!


で、泊まったお部屋は母屋で和室。

お部屋は洋間と母屋がある様子。
洋間も少しみせていただきましたがとてもすてき!




で、私は母屋に泊まることに。

おおお!こたつがあるではないか!

そしてなんとも言えない、味わい深い空間ではないか!

ラスクは手土産です。
母屋の一部。
障子がすてきなんですよ。
メゾネットになってまして2階で寝泊まり。一階にも寝泊まりできるお部屋があります。
この階段を登るとメゾネットへ。ちなみに階段登ると本棚が。秘密基地みたい!
バラバラで恐縮です!2階のメゾネットからみえる景色。夜は満天の星空が見えます。
メゾネットにあるガラス。トミさんが、捨てられてしまうガラスを頼んでもらってきているらしく同じものはないそうです。柄が本当にうつくしい。
障子はやぶれたら全部張り替えるのではなくつぎはぎしていてそれがまた素敵。
母屋から中庭に続く廊下。
母屋の別のお部屋。ここにはトミさんの大切にしている言葉とともにお雛様が。心に想うことは叶う。群言堂の皆さんが大切にしている言葉だそうです。
母屋からお風呂に続く廊下。中庭。趣ぃぃ。
お風呂。とても居心地が良い。ここは若手の左官さんに任せて作ってもらったそう。若者に機会を与えて育てる。



すこしだけ洋間もみせていただいたのですが、「うぉぉ…」と声にならない声というのか、ため息というのか、とにかく言葉にならない素晴らしい空間でした。次はそちらに泊まってみたい…!!!

もうひと組泊まってらっしゃったご夫婦の奥様とお話する機会があったのですが、
「いや…ほんとにっ、もう…素晴らしくてっ…!いやっほんとに想像以上でー…(以下同文繰り返し)」
と、2時間くらい同じことをおっしゃってたのですが、その気持ちがわかる。

そして共用部ももちろん素敵なのです

お食事処から別の中庭にもすすめます。

なんと、ほんまにタイムスリップしたんちゃうか…。

左手には蔵のバーもあります!
薪!
ゆべしだそうです!実際にいただきました。美味!
歴史を感じるなぁ。
女子お手洗い。内側からの図。
トイレにかざられてたこれはなんだろう。とにかくひとつひとつがこまやか。
こちらもかざられていた作品。ほしい。
トイレットペーパーをつつむ紙の柄もすてき。


そして!宿の心臓部の台所&食堂

作り手の背中、お台所を眺めながら食事をとれるのもこの宿の楽しみのひとつです。

右手にはたくさんの果実シロップが!!好みのものをいただくことができます。
心臓部の台所!
鈴木さん(スタッフさん)の背中!美味しいごはんをいつもありがとうございました!
神棚!
またまた鈴木さん!(朝の風景)
シンプルな食器。
おにぎり柄がかわいい。
あらゆる瓶がいいかんじ!
確かこの棚も、廃棄されそうなのをもらってきたとおっしゃっていたような。
もともと捨てられそうになっていて、この場所にもってこられたものもたくさんあるそう。新しい命がふきこまれている!


料理も文句なしにおいしい


だされるお料理はどれもこれもおいしいわけです。料理人さんたちと直接お話できることもたのしい。


地のもの、季節のものをふんだんにつかってくださってます。

たべたことないお料理もたくさん!でもなんだかなつかしいかんじ。
野菜がいきいきしてる。
これも美味しかった!
ネギ好きにはたまらん。
朝はこんなパンを、ふっくらと一つずつやいてくれます。
朝ごはんドーン。すべてがやさしいおあじ。ふぁぁ。


そして夕食ではなんとなんと…松場トミさんがご一緒してくださるのです。
色んなお話がきけました。はあぁなんと贅沢な…

トミさんのインスタ。(一瞬街中で、愛犬の福くんをみかけました。かわいい。とてつもなくかわいい)


そして最後までお心遣いよ

最後の最後までおもてなしの心、細やかな気遣いが随所に感じられ、心が満たされました。

約2日間の楽しき思い出たち。


とんでもなく素敵だなぁ、素敵な場所だなぁと思っていたら、ユネスコの会議のウェルカムパーティーが開かれたり、世界中の要人も訪れているそうではないか。
そりゃ素敵なはずだ!



このお宿で一緒に過ごすと、好きな人はもっと好きに、初めましての人もスタッフさんまでも、なんなら街の人までも、みんな好きになってしまうから不思議。

建物のもつ力はもちろん、人とのつながり、あたたかさを随所に感じられます。
一生に一度と言わず、二度でも三度でも行きたい。そして、大切な人を連れていきたい、大切な人に勧めたいと思えるお宿です。

ぜひ「感じて」みてください!


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