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【私の本棚】まあ生きたいように生きればいいよ

偶然を日常につくる

思考が凝り固まってるときは、本屋にいくことが多いです。ネットで買うのもいいけれど、大体、自分の購買行動に基づいたおすすめのものばかりになりがちなんだよね。

だから、偶然、言葉に出逢いに行く。
大体、今欲しい言葉に出会えるから、本屋さんぽはおすすめ。

同じ時代を生きた「冨永愛」

で、先日ふらりと立ち寄った本屋で手に取った一冊のひとつがこれ。

冨永愛
新・幸福論
生きたいように生きる


私は彼女と完全に同い年。
なんなら地元が相模原市なのも同じ(笑)
成人式の日、振り袖姿の冨永愛を見かけた時は、かっこよすぎて、ため息が出た。

高身長コンプレックスをずーっとかかえてきた私は、彼女もまた同じ時代に、同じような理由でコンプレックスをかかえていたことをメディアなどで目にしていて、勝手に親近感が湧いてるのです。
この数年で、どんどん人気が増しているよね。

そんな愛様の本。
すべてよかっけど、よみながら、なんとなく目に止まったタイトルをご紹介。

1.運は巡る。いただいた恩は誰かに送る

振り返ると、ここまでの人生はとんでもなく運に恵まれていたと思う。もちろん運をつかむための努力はしてきたつもり。それでも巡り合わせというか、タイミングのよさ、いくつもの出会いがなければ、今の私は存在しない。

ーー

運は巡るものだと信じているし、実感もしている。過分な幸運は、別の形で誰かに渡していかなくては、世界はいい方向に向かうことはないと本気で思っている。
私がいただいた運や恩を、次は別の誰かに送りたい。運が、よい形で巡るような、お手伝いがしたい。それが人生後半戦の、私の重要な仕事のひとつだ。

抜粋

昨年転職して、転職エージェントや採用支援、プロボノとかボランティアなどなど、人や社会に対していろんなことに挑戦している。

この10年くらいで積み上げてきた仕事のことや、人とのつながり、自分の成長みたいなものが、この一年でたくさんつながって、巡っていく場面に立ち会えた。

そう、たまに「なんで私はこれをやってるんだろ…」うと思ったりもするけど、うまく言語化してもらえたかんじ。
「運が良い形で巡るようなお手伝いがしたい」という言葉がとてもしっくりきた。

巡らせること。

私が好きだし得意だし、楽しいと思えるテーマだ。

2.決断の瞬間は自分の直感をとことん信じる。7割の「行ける」に乗っかる

誰にでも「ここで人生が変わるかもしれない」という重要な場面があると思う。このまま行くか、右に折れるか、来た道を戻るか、なりゆきに任せるか。そんなときには「7割OKなら走り出してみる」ことをおすすめする。
もし「選択を誤った」と思っても、ある程度の修正はできるし、そこから別の扉が開くこともある。
大事なことは自分の直感に素直になること。

抜粋

そしてもうひとつ、簡単に後悔しないことだ。「これでよかった」と自己満足することも、やっぱり大事なのだ。

抜粋

人生は選択の連続。
確かに最後、なにを決めるにもいつも自分の直感でしかなかったなぁ。根拠なんて大体ない(笑)

まあそれで痛い目もなんども見てるけど、その決断をした自分を承認できてることの方が圧倒的に多い。
正解があるとしたら「その体験をできたってこと」「そこで生じる喜びも痛みも知っているということ」。
これだけでもうよくない?と思う。

その生き方をしている自分が好きか。
堂々としていられるか。
そっちの方がかっこいいと自分が思えるか。

自分の大切な人にもそう生きて欲しいし、そういられるならどんな道でも応援したいと思う。

そして、簡単に後悔しない!

これ、私の特技かも。
もちろん、誰かに悲しい思いをさせたことは、ごめんなさいと思うけど。
何を選んでも、そこで色々ぶち当たっても、どんなことが起きても、後悔ってほとんどしたことない気がする。忘れてるだけかな…
それは才能なのかもしれないなと、愛様におそわったよ。笑

人の人生の決断に携わることが多いからこそ、出会えて良かったと思えた言葉。結局どう生きたいかでしかないよね。誰がどう言おうとね!

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