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大書の前に考えていること

シドニーの夏祭りに出演したときのことに関して。

ステージでの大書パフォーマンスで一文字目を書き始める直前のことについて、「こういうときは何を考えているのか」という質問があった。

それに対して「こういうときは舞台袖にいるときからココロを無にしているので、”目の前に真っ白な雲海と青空が広がっている” そんなイメージだけが見えていて、そこにこれから足を踏み入れる… そんな「神聖な」感じで常にパフォーマンスに望んでいます。」と答えている。

まあ、さすが俺だ。

そして間髪入れずに「ウソです。」

「足りるかな、墨」とか「よかった。トイレ行っといて」とか考えてます。」

まあ、正直者である。

いつも大体こんな感じで考えていることは間違いない。
ただ「なんて書くんだっけ」も加わりつつある。

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