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やり残したことはないか

先日インスタライブで大学サッカー部の同級生、相馬將夏(Soma Masaka)と話をした。

將夏は大学卒業後も日本でサッカーを続け、今年モンゴルでプロ契約を勝ちとった。

去年のシーズン終了後。先輩とのやり取りの中で、「やり切りました」と伝えたという。すると先輩は、「やり切った何てすごいなおまえは」と。

そこでハッとしたという。本当にやり切ったのかという自問自答の日々。そこからチームも辞め、仕事も辞め、海外挑戦へと海を渡った。

思い返せば僕自身もこの言葉はずっとどこかに意識してきたのかもしれない。

後悔は少なからず抱くのが人生。それでもその後悔を限りなく少ないところまで持っていくことは自分の行動次第でできること。

大学入学当初、そんな言葉を聞いた。

より強く意識し始めたのは、プロになって半年もしないうちにクビを宣告された時だ。

次のチームが決まるまでどうにか契約を掴もうと必死で動いた。語学もこの時が1番成長したかもしれない。

クビを宣告され、明日からもう来なくていいと言われたあの日。サッカーができなくなるという現実を知ったこと。
そこから毎日、「今日が最後だ」と言い聞かせて生きてきた。新しいチームが決まっても、リーグ優勝しようとも、その気持ちは変わらなかった。

気が付けば、あれから5年。
その気持ちがあったからこそ、どんな時も闘い続けてこれたのだろう。

やり切る

僕はこの言葉を何かの終わりではなく、次に繋がる一歩と解釈する。

それは、今日をやり切ると明日への意欲が湧いてくるからだ。もっとこうしよう、まだやれる。全部出し切ったつもりでも、寝る前にはそう思う。

サッカーとはきっとそういうものなんだろう。

やり残したことはないか

まだまだこれから

ではまた。

“ It’s up to you “

Renshi

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