見出し画像

宅地建物取引士試験の難易度を伝えたい!

こんにちは!
名古屋産まれ、名古屋育ちの宅地建物取引士 長谷川です

先日、費用の相場を確認する為、某仕事マッチングサイトを見ましたところ
「宅地建物取引士試験」の講師、「独学勉強法教えます!」、「質問受け付けます!」、「短期合格サポート!」などたくさん見かけました。

ただ正直、宅地建物取引士の試験は、正しく勉強すれば独学で十分合格できるレベルで、そんなに難しくないよと伝えたいです。
※「お前が簡単に受かったからだろ!」って思う人でも、この記事を読み終える頃にはなるほど!と思うはずです。

1.宅地建物取引士試験の難易度

レベル的には「生命保険の募集人資格」の試験レベルだと思っています。
(個人の印象では日商簿記2級の方がよっぽど難しいです)

しかも試験に出題される問題がAIを用いた予想に掛かれば78%も分かってしまうらしいです。※以下の記事を参照

すなわち出版社各社が、しのぎを削って作成している予想問題さえ完璧であれば…!そんな事も起こりうるのです。

では、何故難しいと思うのか?合格率が低いのか?
考えてみたら以下の理由ではないかと?思います

・真剣に勉強していない受験者
・目的を見失う受験者
・範囲が広い
・参考書が多い
・勉強方法を間違えている受験者
・実力を発揮できない受験者

6つ挙げましたので1つづつ見ていきましょう

2.難しいと思われる理由

(1)真剣に勉強していない受験者

受験した時に驚いたのは、遅刻してくる?直前に駆け込んでくる?受験者や、
試験会場で「会社で受けろって急に言われたから~」「勉強時間確保できないって!」「来年は本気出す!」とおそらく同僚の方々と話している人
この様な受験者、結構な人数居ますよね。
※始まってすぐ退出する人も居た
明らかにこの様な人達が合格率を下げています。
よって合格率が低くなり、難しいと思われているのではないでしょうか?

(2)目的を見失う受験者

試験に合格するために勉強しているのに、いつしか知識を習得する事が目的となって、試験に出ない様な細かい所に拘る人居ますよね。
私は「目的を見失う受験者」と呼んでいますが、極論資格試験は合格さえすればよいのです!
知識を得る事が目的になると失敗しやすいです
この様な状況に陥る受験生は多く、また真面目に凄く勉強する方に多いように感じます。
結果、あんなにも勉強したのに、あんなに勉強していた人が落ちるなんて!という現象が起き試験が難しいと評判が流れているのではないでしょうか?

(3)範囲が広い

範囲は限られているとはいえ広い!
よって配点、出題傾向、得意・不得意な分野を分析し、限られた勉強時間の割合を正しく配分する事が必要です。
先程も出てきた「目的を見失う受験者」に多いのですが全範囲を万遍無く勉強してしまい、勉強時間が足りない!となってしまします。
本当に試験に関係ない(あまり出題されない)箇所まで全てを勉強すると範囲が広すぎます。
この事が、範囲が広くて難しい!という認識に繋がるのでは?と思っております。

(4)参考書が多い

特に独学の人は参考書選び大切です。
しかしメジャーな資格なので色々な出版社から色々な形式の参考書が出ています。
なので、試験範囲を網羅し、分かりやすく、自分に合った参考書に出会う事が難しいです。
ついついあれも!これも!になってしまったり、これ合わない、あれ合わないなど複数の参考書に手を出してしまいがちです。
※私は、最低限の知識で勝負!!と決めていたので迷いませんでしたが…。
こんなに分厚い参考書やったのに、こんなにいくつも参考書やったのにという感情から難しいと思ってしまう事が起こっているのでは?と思っています。

(5)勉強方法を間違えている受験者

まずは参考書を読んでインプット!に時間を掛けすぎている受験者多いです。
実はアウトプットが大切!!問題を解きアウトプットしながら、インプットが超重要
※出題傾向も出題問題も予想できるうえ、法律が変わらない限り重要な箇所が変わる事はあまりないので過去問を解き続ける事大切。ただし法改正には敏感に!!
これも「こんなに色々覚えたのに!」となってしまい難しいと思ってしまう原因ではないでしょうか?
 

(6)実力を発揮できない受験者

どんな試験でも試験会場って独特の雰囲気ありますよね?
私も簿記を受験した際、周りの電卓を叩く音の速さ、女子高生達が開始15分で退出し廊下で「超簡単じゃん」とか話していた声が聞こえてきたときは、てんぱりました。
試験慣れしていない人、緊張しやすい人は対策しないと、実力を発揮できない可能性が有ります。

ほら!ここまで読んだら不思議と「難しい!」って印象は無くなったでしょ?
なんとなく正しく勉強・対策やれば受かりそうでしょ?
※ただ簡単とは言っていない。

3.最後にみなさんへ

ここまで読んで少しでも興味を持った方は是非トライしてみてください。
きっと私が言っている事を実感するはずです

また、予備校行く時間無いけどどうしても、独学では方法が分からず無理だ!という方は勉強法、合格のノウハウをお伝え致しますので私のワークショップへ参加下さい。(独学で合格できるはずです。)
※時期的に令和5年(2023年)受験生の方向けになってしまいますが
※別途、個別での依頼も受け付けますのでご連絡下さい。
※勉強法、ノウハウは、noteの記事としても書くつもりだけどね(一部有料記事にするかもですが)

4.お詫び

結局、宣伝かーい!って思った方、すみません。
ついつい最後に宣伝してしまいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?