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失敗したら、人生終わるの?


 
むすめのお昼ごはんに、しらすトーストをつくった日のはなし。
「わーい!!」って喜びながら、しらすがのってる方を下にして、派手にこぼしながら食べ始めた。


「あ!ちがう!!こうやって食べるんだよ!」
今にも、手と口が同時にでそうになった。

「あ、わたし、また教えるモードになってる。」


ぐっと飲み込めたのは、最近学びはじめた、親子で学ぶ自己肯定感「Self love kids」の講座のおかげだ。


「次はどうするかなぁ?」むすめの次の行動を観察してみる。


ポロポロと落ちてくことに気づいて、ひとつひとつ手ですくってみたり、
「スプーン使えばいいのか!!」そんな顔して、すくってみせるけど、パンの大きさと合わなくて、首を傾げて困ったり。


いくつものやり方をじぶんで試した結果、両手で持って、そーっと口に運ぶことに落ち着いたみたい。


それでも、いっぱい落としてるんだけどね。
そんなことは大して気にしない様子で、ごちそうさまの頃には「ふくふくのお顔」だった。



「この世のだいたいのことは、取り返しのつく失敗ばかり。」


この先忘れそうになったら、何度でも耳に入れ直したい講師の方からの言葉。


あれこれとわたしたちが手をかけて教えるよりも、
「やってごらん」のほうが、学びや発見は、はるかに多い。


うまくいかないと人生は終わる?わけない。
「じゃあ、次はどうしよっか?」
何度でも、軌道修正していけることを伝えていきたい。


「教えるモード」はここぞ、という時に。


「あなたのことは、わたしが誰よりも信じてるよ」
ベースはこっちでありたい。


#子育て日記 #エッセイ #日常 #自己肯定感

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