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宅地建物取引士|試験直前対策の論点を5つにまとめました!

宅地建物取引士試験は、基本的には試験が10月の年1回しかないため、不合格になるわけにはいきません。

一方、合格率は平均約15%であり、なかなかに狭き門となっています。

そんな宅建ですが、試験直前期には、どのような勉強をするべきでしょうか?どんな勉強が得点に直結するでしょうか?

今回は、2ヶ月の独学で一発合格した筆者が、試験の直前期のポイントについて解説していきたいと思います。

試験直前期のポイント

ポイントは、以下の5点です。

  • これまで解いた問題を総復習

  • 例外事項を中心に暗記

  • 宅建業法の問題は入念に対策

  • 過去問は1問2分のペースで

  • 誤った問題は1日に複数回復習

では、早速確認していきましょう!

1.これまで解いた問題を総復習

問題集や過去問など、たくさんの問題を解いてきたと思いますが総復習しましょう。

ここでいう総復習は、「絶対に解ける」という整理をつけて、解かないこととしていた問題も含めて、です。

過去に解いた問題の総復習なので、時間もあまりかからないですし、ストレスも殆どなく復習できるはずです。

ちなみに、直前2週間を切ったら、新しい問題集などは解く必要はありませんし、不安になるだけですのでやめておきましょう

2.例外事項を中心に暗記

出題はやはり、例外事項からの出題が多いので、それを中心に何度も復習しましょう(逆にいえば、共通事項については出題されないので、覚える必要はないです) 

私は、ノートにまとめるのは好きではないので、該当箇所の参考書の写真や調べた事項のスクショをスマホのフォルダに保存しておき、暇があれば見ていました。

「暗記は、復習回数が全て」なので、いつでも確認できるスマホを活用するのがおすすめです。

3.宅建業法の問題は入念に対策

宅建業法からは、全体の問題数の4割に当たる20問題程度が毎年出題されますが、相対的に試験難易度が低く、9割得点を目指したいところです。

宅建業法は86の条文しかなく、同じ論点が数年に一回は出題されるので、過去問をこなせばこなすほど点数が伸びます。宅建業法だけは、可能な限り昔の分まで遡って対策を行い、得点力の向上に努めましょう。

一方、民法などは勉強量が得点力に直結しない領域なので、過去問での論点等は把握しておきつつも、深追いはしないのが無難です。

4.過去問は1問2分ペースで

宅建は、2時間で50問の出題ですので、見直し等を考慮すれば、1問2分ペースで解く必要があります。よって、過去問演習時にはその時間を意識して解くのが良いと思います。

宅建では、やたら選択肢が長い問題が多々出題されますが、あまり時間をかけすぎないのがベストです。時間がかかりそうだと思ったら適当にマークだけして、次の問題にいきましょう。

宅建の問題は、選択肢の「正誤判定の難易度」が結構高いです。見直し時間は多めに取っておき、正誤判断の根拠が合っているか、「正しい」と認識した選択肢が本当に正しいのかなどを、入念に見直しするようにしましょう。

5.誤った問題は1日に複数回復習

直前期においては、エビングハウスの忘却曲線や効率的な復習スパンはひとまず置いておき、記憶が曖昧な事項に対する「復習の回数」をとにかく稼ぎましょう。

スマホのメモ帳や写真を活用して、日常のあらゆる隙間時間を使って復習し、無理矢理でも記憶の回路を作ってください。

着実な知識の積み重ねが、自信のある正誤判定や解答時間の削減に繋がります。試験直前期の情報吸収力は凄まじいものがありますので、あやふやな事項を愚直に潰していきましょう。

その他の補足事項

宅建は、合格率15%前後です。「85%を落とすための試験」ですので、5問程度は、予備校講師ですら悩むような難問・奇問が出題されます。

よって、そのような難問・奇問が出題されるということを覚えておきましょう。分からなければ、時間をかけずにキッパリと捨てましょう。

ちなみに、個人的には、設問文や選択肢が非常に短い問題、純粋に用語の意味を問うような問題に、難問が多い印象です。

難問・奇問は、他の受験生もどうせ解けません。これらの正解不正解では、合否には影響を与え ないということも覚えておきましょう。


いかがでしたか?

内容自体はシンプルですが、紹介したポイントを押さえて直前期を過ごすだけで、本当に数点アップします。

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