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俺が俺であるために


俺の師匠(熊切航平)が語っていたので俺も語りたくなりました。なので語らせてください。急いで今書きました笑。語彙力も言語化も上手く出来てないですけど気持ちだけで書いた文なのでお手柔らかに読んでください。

四年に一度のワールドカップが始まり、世界中が興奮して夜も眠れいないなか俺たちの冬も始まろうとしている。(試合には出ないけど)

サッカーをやってる人はもちろん、サッカーを知らない人も日本代表の活躍に勇気や感動をもらった人が多いのではないのか。一言で言えば、これがサッカーというスポーツの魅力なのだ。



12月8日、四年生最後の冬の全国大会が始まる。思い返せば早い一年だった。東海二冠。全国大会優勝。この目標を掲げてスタートして、「勝利の神様は細部に宿る」「まだ俺らは何も成し遂げてない」と毎週毎週再確認しながら公式戦を戦ってきて、東海二冠は達成出来なかった。だけどまだ全国大会優勝の可能性はある。しかし、俺はメンバーにも入れなくてまた浜松から応援になってしまった。
四年生とサッカーをやりたい。それだけを考えながら1年間リハビリをしてきたけど間に合わなかった。

去年の秋、俺は前十字靭帯断裂、半月板損傷の大怪我をした。こんな大怪我すぐ治るでしょ!と持ち前のポジティブな性格と早く復帰して活躍するんだ、四年生と早くサッカーするんだって思いで熱く燃えていた。しかし、6ヶ月、8ヶ月、10ヶ月と中々復帰は出来ず思い描いていた未来にならなかった。やっと復帰したと思ったがそんなん簡単にトップに絡めない現実が待っていた。

なんで試合に絡めないのか。トップで練習ができないのか。そんな答えわかってる。

俺は今サッカーと本気で向き合えていないからだ。

(こっからは内なる声を書かせてください)

本当はわかってる。試合に出れない理由も、トップで練習できない理由も。わかってる。答えは全部いつも自分の中にある。ベクトルは自分だろ?コーチとうまくいかないからなのか?膝の怪我はまだ痛いよ。痛いけど本当にその怪我のせいなのか?就活で忙しいからなのか?もう一回聞けよ。あの時の自分に。本気でサッカーと向き合ってなりたいものに向かって本気で夢中になっていつのまにか部屋の壁は自分を励ます言葉で埋まり、自分の考え方を増やして知識をつけるために本を読み漁って、俺ならできるって毎日言って、ボール一個を本気で追いかけてたあの時を。なのに、楽な方へ、人生は経験だと逃げて、正当化して、言い訳して、。人間ってこんなんだっけ。俺ってこんなもんだっけ。プロになるのは一握り。結果を出さなきゃ上にはいけない。思いを言葉にして書いたところで変わるのなんか行動したやつだけ。頭と体がバラバラ。そんな毎日が続く。


本気ってなんだろう。

何をどのくらいしたら本気なの?

いつまでやれば本気なの?

本気って自己満?他人からあいつ本気だねって言われたら本気?

本気ってどんな状態?

本気って結果論?

永遠に出てくるこんな問いの答えをずっと探してて、問いが間違ってるのかなって思ったり、考えすぎなのかなって思ったり、俺の頭がバグりそうになる。

でも、一個明確なのは、

プロに向かってサッカーをしてた時が一番本気になってたって思う。

何か一つの目標を達成するために何もかもを犠牲にしてエゴになれるもの。努力を努力と言わず、思いを口に出し心の底から熱くなれるもの。本気って覚悟なんだって思う。

たーーーくさんの外的要因はある。

それも全部自分の中にある。



この前、練習で後輩からの一言がすごくありがたかった。

「れんくん、もっとやらないと。俺たちはもっと気持ちを出してやらないと」

そうだよな、俺はうまい選手でも速い選手でも、才能がある選手でもない。

俺がやってきたことはなんだっけ。俺にしかない武器ってなんだっけ。その武器を光らせるための土俵ってどこだっけ。

両立って言葉はこの世にはいらないと思う。だって、本気になってる時はいつも一つを追いかけてるから。

そして俺は世界で一番両立が苦手なんだって思う。だけど、その分何か一つに本気になった時の成長スピードは世界で一番の自信がある。


ギラギラした一年生を見るたびに思い出して、活躍する同期を見るたびに俺はこいつらと同じピッチに立てるのかなって悔しくなって、四年生を見るたびにこんな四年になれるのかなって不安になる。

今できることをやろう。あいつらは戦ってるんだ。俺もこっちで戦わないと。

俺が今まで出会った人の中で一番熱いのが小松彗。突き抜けた武器がプロになるんだって感じたのが速水修平。人間としてこんな人になりてぇって感じたのが岸孝宗郎。一番努力と継続力ができる人が高野裕維。器用で、周りに目を配れて思わずうまいと声に出てしまうのが加藤隼登。頼れて筋肉があるのが鹿島悠幹。頼りになる永遠の2番手(ちょけ)鈴木諒平。面倒見よくて最後までチームのために動けるのが島袋航汰。

そんな四年生を、常葉を応援してください。

明日、関西大学と14時キックオフで戦います。絶対に魅力させます。絶対に勝ちます。応援よろしくお願いします









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