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説得される余地を残す

沖縄でハンガーストライキをしていた元山さんが無事退院されたとのことでなによりよかった.ハンガーストライキは辞め時が難しいんだろうなという印象があったので.

元山さんのハンガーストライキをきっかけに沖縄のことを取材されている記者の方や色んな活動をされている方をたくさんフォローした.ただ数日経って何人かはフォローを外してしまった.

僕は沖縄の選挙は全県で行った方が良いんじゃないかと思っている.けれどそれに反対している人もいて当然だし,むしろそっちが正しい選択ってことも十分あるんじゃないかなと思いながらニュースを読んでる.けど,ツイッターでたまたまフォローした一部の人たちは「反対しているなんてどうかしている」といったかんじで自分たちが100%正しいというスタンスだった.反対している人や政治家の人の人格をも否定しているようにも感じた.どうもそこが自分はしっくりこない.

ツイッターで自分と同じ意見の人たちをフォローすると毎日同じ意見ばかり流れてくる.場合によっては反対意見の人を根本から否定するようなツイートも目にする.そうすると自分たちが正義のような気がしてくる.きっとそれは危ないんだと思う.本当に正義かなんて誰にもわからないし,片方が悪で片方が正義ってきっちり別れていることなんてないはず.沖縄の選挙の問題だって全員私利私欲で反対している訳じゃない.きっと反対するなりのきちんとした理由を持っている.人の意見を聴かずに「自分たちの意見を聴いて意見を変えろ」なんておかしい.どこかで自分が間違っているかもという意識がないと.意見を変えることは悪いことじゃない.意見を変えないのが良いことじゃない.色んな意見を聴いて自分なりに考え続けることが大切な気がする.

僕は自分の意見を100%正しいと思わないようにしようと思った.どんなに自分が正しいと思っていても.人の意見に説得される余地を持っておきたい.自分の意見が常に正しいなんてまずありえない.間違いを認めれる勇気を持ちたい.

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