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楽し過ぎるメカニックなクラリネットの油分調整

先代のクラリネットです!

名前は凛さん。

勝手に名前つけて、大切にしています…。

長年、私の苦楽と共にこの楽器は自衛隊の音楽隊の人にお願いして就職して自分で貯めたお金で購入したものです。

手元に来た時のドキドキとワクワクは今でもしっかりと心が覚えています。

自然の木で内径が太く、たっぷりな息を欲します!!

元々バスクラリネット奏者なので、ガッツリ息を吹き込む癖があります。

相当量の息が何回も吹き込まれた、いぶし銀のような楽器。

深みのある低音の音色が好きで、シルバーの部分が少し黒光りしています。

急に、1音だけ音の感じに違和感がありましたので全てのネジ部分にオイルを刺して様子を見てみました。

リペア士の人は、この精密なクラリネットを素晴らしい感じで調整してバランスを整えてくれたりおかしな場所を治してくれる。

言わば、楽器のお医者さんみたいな方達でそんな技術者の方達にどれだけ支えて貰っているんだろう??

そして、オイルを刺した後で吹いてみると物凄く変化していて違いがハッキリと感じられます。

心でひとり、ガッツポーズみたいになっている私。

この、メカニックで精密機器っぽい楽器の音が変化する時。 

他の誰も知らないけれど。

確実に響きが滑らかな、音の吹き出しと出だしの滑りながらスーーーっと引っかかりなく出る感じは最強にグッときます。

私の子ども心が、顔を出すとき。

ちょっとした事がワクワクを誘います。

凛さん!今日も奏でてくれてありがとう。

沢山の想い出と時を刻むもの。

ずっーーーと大切にするからね。

いつもありがとう!!

今日も読んで下さりありがとうございます。


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