【鑑賞レポ】アートで立ち向かう🔥力強いメッセージ | キースヘリング展
こんにちは!✨
デザイン部のanjuです!👩🏻🎨
いつもリムゼを見て頂きありがとうございます!
今回は、先日リムゼメンバーで行ったキースヘリング展のレポートになりますっ!
キースヘリングってどんな人?
まずはみなさん、キース・ヘリングを知っていますか?
作品は見たことあるけど、彼自身のことを知っている人は少ないのではないでしょうか...?
ちなみに、私もこの展覧会を見るまではその1人でした😅
キース・へリングは、1980年代にアメリカで活躍したポップ・アートの代表的な芸術家です。
明るくポップな彼の作品は、世界中の人から愛されています🪅
1980年代のアメリカでは、クラック(コカインの一種)の流行やエイズの蔓延が大きな問題となっていました... 実は、キース・ヘリング自身もエイズによる合併症が原因で31歳という若さでこの世を去ったそうです、、、🥲
彼はこのような問題にアートの力で立ち向かい、さまざまな社会貢献を行いながら、多くの名作を残しました。
展覧会の概要
今回の展覧会は、森アーツセンターギャラリーにて開催されています✨
会期は、2月25日(日)までとなっていますので、是非お早めに!🏃🏼♀️
チケットの購入の方法は、事前予約と当日購入の2パターンありますが、当日混雑している可能性もあるので、余裕を持って、森アーツセンターギャラリー公式チケットサイトから購入することをおすすめします!🎫
また、写真撮影は最後のパート以外は基本的に撮影OKだったので、気に入った作品をいっぱい写真に収めることもできます!🙌🏻
鑑賞ポイント
①ヘリングが伝えたかったメッセージ
一見ただの落書きのようにも見えるキース・ヘリングが残した作品たちには、実は物凄く深いメッセージが込められている場合が多いんです!
こちらの作品は、南アフリカのアパルトヘイト下において、当時少数にも関わらず、権力を持っていた白人に対して、多数ながら迫害されていた黒人の闘争を描いたものだそうです💭
他にも、エイズの撲滅運動や平和を主張するメッセージや教訓的なものまで、作品に対してさまざなメッセージが込められています。
作品名を見ずに、アートだけをじっくり見て、どういうメッセージが込められているのか探ってみるのも面白いかもしれません?!
②キース・ヘリングの世界観
この「キース・ヘリング展」では、なんと言っても彼の世界観がとても表れている展覧会になっています🧠
キース・へリングの作品の特徴である、シンプルで力強い線を用いる作風は、犯罪現場にチョークで残される人型のマークを連想させることから、「チョーク・アウトライン形式」と呼ばれることもあります。
“ART IS FOR EVERYBODY.(アートは大衆のためにある)”
これはキース・ヘリングのモットーです。
大衆に寄り添った芸術活動を行っていたので、子どもでも理解できるような単純な構図や、親しみやすい明るい色を多く用いたのはそのためだそうです👀
可愛いグッズたち
ちなみに、今回のグッズの充実度がとっても凄いんです!!✨
トートバッグ、Tシャツ、パーカーから、マグカップなど、キース・ヘリング展のグッズがたくさん販売されています!💖
どれもほんとに可愛くて、どれを買おうか悩みに悩みました笑(ちなみに、私はポストカードと図録を購入しました!📙)
是非、グッズの方も色々と漁ってみてください!!
展覧会を通しての感想
今回の展覧会で、ヘリングの作品に対してのイメージがガラリと変わりました。
明るくポップに見えていた彼のアートの裏には深いメッセージが込められていたということを知り、彼の作品の奥深さにとても驚きました🫢
個人的に今回の展示の中で最も印象的だったのは、「アートの意味はアーティストのものではなく、それを見る人が感じるもの」というヘリングの言葉です。
実際展覧会を終わった後に一緒に行ったメンバーのnanaとmomoseと、あの作品はどういう意味だったのかな?と話し合っていた時に、「私は、〇〇っていう意味だと思った!」とそれぞれの受け取ったメッセージが違いました...
キース・ヘリングの絵を観た時に、強いインパクトを感じながらも、鑑賞者によって受け取るメッセージは変わると思います。
でも、これがアートの醍醐味!!!🤭
この展覧会に行く際は、ヘリングの作品を鑑賞する事で「アートとは何か?」と考えてみてはいかがでしょうか?!
おわりに
最後までご覧頂きありがとうございました🩵
リムゼのインスタの方でも、キース・ヘリング展について紹介しています!
是非チェックしてみてください!✅
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お楽しみに!
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