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「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は最高かもしれない

ヨシタケシンスケさんが気になったのは鬱がひどくなっていた時だった。Xに流れてきた書店さんの本の紹介で気になってネットで購入した。

絵本だから字数も多くなく負担なく読める。絵もかわいくて、言葉がわたしの心にすんなり入ってくる。

ヘトヘトにつかれたら
はもみがかずにそのままねればいい

 「あつかったらぬげばいい」ヨシタケシンスケ 白泉社

ぶつぶつと独り言を言いながら、何度も何度も読み返した。あの時この本にとても救われた。
最近、またまたXを見ていたら展覧会をやっていることを知った。無職になり、時間はある。締切間近だし、早速観に行こうとチケットを予約した。

夏休みということもあり、親子連れがほとんどの中、1人ウキウキとしながら会場へ。

入り口から可愛い絵

楽しみ〜ヨシタケシンスケさんのことあまり知らないけれどどんな人なのかしら。その片鱗を見るべくいざ中へ。

うん、きっと違うね。

早速かわいいダンボールの家が。ヨシタケシンスケさんらしい(知らんけど)

この隣にはヨシタケシンスケさんのご挨拶文が。

なんてユーモアのある!ヨシタケシンスケさんに興味のある人を見てくださいなんて…面白い。

ヨシタケシンスケさんが学生の時に作った被りもの

こうゆうのを作成したりして、やっぱりちょっと個性的な方だったんだなあ。

被りものは2回目の展示なのかあ。

とにかくアイデアがすごい!いつも考えていることをメモしているのだな。確かにメモしないと忘れたり、なかったことになったりするなあ。


愛用の手帳にアイデアを書き留めていたらしい
メモ帳はいつも持ち歩いているらしい
メモ帳2,500枚の展示は圧巻!
アイデア帳の一部

一枚一枚、色んなアイデアが書かれていて読みきれない。けど面白いから全部読みたい。と葛藤しながら、やっぱり読みきれず次の展示へ。

ヨシタケシンスケさんの本タワー


船が好きだったのかな?
絵本のネタ帳

色々模索しながらアイデアを練っているんだなあ。ヨシタケシンスケさんの頭の中を見ているみたい。一見シンプルな言葉で書かれている絵本にもたくさんの考えや哲学が詰まっているのがよくわかる。

ところどころに大学生の時に作った作品が。

やっぱりアイデアがすごい!人と違う視点というか、思いつきそうで思いつかないというか。面白いことが好きなんだろうな。きっと。

それは困る
ドキッ
かもしれない?
思いだす。きっと。
だね。間違いない。

ところどころにあるキャラクターの立て看板がクスッと笑える。子供だけじゃなく、大人にも楽しんでもらおうと工夫しているように感じる。

みんなつまらなさそう
座りたかった…恥ずかしくて出来なかった。
顔だけ絵に切り替わる!
絵本に出てくるキャラクター アイツ

子供が喜びそうな展示もあり、大人も子供も飽きさせない素晴らしい展示たち。

色んな国で翻訳されている本


様々な絵本の原画
ヨシタケシンスケさんの年表
ああ、今はいい方向に。

なんて楽しい空間なんだろう。ヨシタケシンスケさんの人柄がところどころ感じられて。
いつもたくさん色々な事を考えながら、深刻になりすぎずに自由な発想で乗り越えてきたのだろうな。

こちらこそありがとう
身を挺して‼️

最後に

わたしの未来は…
まさかのコアラの飼育員!あるかもしれない?

なんてワクワクする展示だったのだろう。撮影もOKで写真もたくさん撮れた。大人も子供も楽しんでいた。わたしもヨシタケシンスケさんに元気をもらえた気がした。40歳で絵本作家デビューするまで色々な葛藤があっただろう。でも諦めないでくれたおかげでわたしは救われた。ありがとうヨシタケシンスケさん。

今日の戦利品

お土産をえらぶのに40分くらいかかったかも。
かなり悩んでしまった。どれもお気に入り。
最後まで楽しんだ展覧会だった。
また行きたいな〜

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