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自分を表現する方法について

小さい頃から本を読むことは好きだったけれど、作文などは苦手だった。
自分の気持ちを書くという行為がまず恥ずかしい。自分を丸裸にされるようでこわくてしかたない。しかも考え方が周りとまるで違っていたら?解釈がズレていたら?と思うとなかなか人様に読んでもらえるような文章は書けない。

でも夫から、こんなに本を読んでインプットしているんだから、アウトプットもしてみればいいのに。と言われて自分を試してみたくなった。
そして今年に入ってからnoteで日常のことなどを書いてみるようになった。

あまりにも拙い文章なので、簡単な参考書みたいなものが欲しくなり、ちくまQブックス 津村記久子著「苦手から始める作文教室」を購入して読んだ。おそらくこの本は10代に向けて書かれているものと思われるが、これが私にも読みやすいし、津村記久子さんの人柄がわかるようで面白い。
その中の一節で共感する文章があった。

感じたことについて書き留めることは、自分自身がどんな感じ方をするのかについて知ることにつながっていて、それは自分がどんな人間かを知ること、覚えていることでもあります。

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作文を書くことは自分を知る手がかりになるということだ。
確かに、頭でただ考えていることと、それを文章にしてみることは理解度が違ってくるように思う。
書き始めてみると、私ってこんな風に考えてたんだ。とびっくりすることもある。
書くことは自分を知ること。
ということで、私は自分を極めていく為にも今後文章を書いていきたいと思う。
どうせ書くならきちんと自分を表現できるような文章を書きたい。
なので今年はさらに本を読んだり、調べたりして文章の書き方を学んでいきたい。
めざせ、向田邦子さん!(大ファン)

#今年学びたいこと

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