見出し画像

CoCo壱 海の幸カレー 厚みのある果実味にスパイシーなサルディーニャ島の赤ワイン

仕事上がりにカレーの気分になり、CoCo壱でテイクアウト。海の幸カレーを自宅でワインに合わせる。ベースはポークカレー。オプションで辛さを追加。といっても一辛。レベル1だと油断していたがかなり刺激的。

合わせたのはサルディーニャ島の赤ワイン。カンノナウと呼ばれるブドウ品種。フランスなどで呼ばれるグルナッシュの方が聞き慣れているだろう。

イエルツ, カルデード, カンノナウ・ディ・サルデーニャ, リゼルヴァ
Jerzu, Cardedo, Cannonau di Sardegna, riserva, Alberto Loi, 2019, 14.5%

コアにはしっかりと黒み、エッジには明るめのルビー。エッジにはわずかにレンガ色が混じった落ち着きのある色調。
力のあるブラックベリー、アメリカンチェリーの果実香、そこに針葉樹や鞣し革のニュアンスが豊かに絡み複雑で深淵なフレーバー。微かにローヌワインのブレットのようなヒントも好意的でワインに奥行きを与える範囲で含む。黒胡椒のスパイシーなヒントも確かに含む。
力強いが奥深くじっくりと染みてくるような果実味、酸味にはまだ活力がありワインのストラクチャーを下支え。ほぐれかけだがまだまだ力のあるタンニン。大きなスケール感に包み込まれるような非常に長い余韻。
マグロのグリルに黒胡椒を振って合わせたいワイン。ステーキスタイルよりも炙りのほうがワインの熟成感に程よくバランスしそう。
(91/100)(3月24日)

さて、CoCo壱の海の幸カレーにワインを合わせる。
オプションで追加した辛さは一辛だが、汗をかくような猛烈な辛味。ベースのポークカレーが海鮮の風味を引き立てる。シーフードの具材はエビ、イカ、アサリ。イカは一度フライにされたものか、香ばしさが力強い。ワインの力強い果実味、スパイシーなヒントが辛味の強い香辛料に絶妙にシンクロ。鞣し革などの複雑なニュアンスはカレーな香辛料にも相性良い。そのままワインのほのかな塩気が海鮮の旨みに入り込みハイレベルなシンクロ。相性: ★★★★☆

#シーフードにワイン
#coco壱
#海の幸カレー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?