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真夏のフォンデュ 太陽マークのインド産スパークリングワイン

 この猛暑の中、子供がチーズフォンデュを食べたいと言い出した。以前、真夏にスイスを旅行しテラス席でランチを取ろうと座ると、メニューにチーズフォンデュを見つけた。陽光を燦々と浴びながら額に汗してフォンデュを食べた記憶がよみがえる。真夏のフォンデュ。
 さて、チーズフォンデュのシーフード具材はなんだろうか。ウインナーに形状が近いソーセージにしよう。セブンイレブンでBIGあらびきソーセージ(原材料に輸入魚肉入り。162円)、スーパーでのどぐろ入りソーセージ(原材料にたら、ままかり、えそ、太刀魚、のどぐろ入り。3本で257円)を購入。とろりとしたチーズには胡椒のスパイスが効いたBIGあらびきソーセージがオススメ。のどぐろはその繊細な風味をソーセージの中に見つけるのはハードルが高いが、余韻にふわりと上品な白身の味わいが広がる。

左がのどぐろ入りソーセージ、右がセブンイレブンBIGあらびきソーセージ

 子供からのいきなりチーズフォンデュのリクエストに、ピザチーズなどもミックスして即席チーズフォンデュで対応したが、チーズが溶けきらず、フォークで刺したらそのままマルっと塊で飛び出してきてしまう。焦って牛乳や白ワインを追加投入するも、塊のチーズが追加投入した液体の海を泳ぐことになる。次回は念入りに準備すると決める。チーズフォンデュセットを買おう。

 合わせたのはインド産ワイン。同国最大手、太陽マークのスーラが手掛けるスパークリングワイン。確か以前、世界最優秀ソムリエ田崎真也さんがテレビ番組で、チーズフォンデュに合わせるワインとしてこのワインをおススメしていた。

 チーズフォンデュの合間に紀文のはんぺん(214円)をつまむ。チーズに突っ込んで食べるつもりがチーズがうまく溶けないのでそのまま食べる。

スーラ ブリュット クレマン・ド・ナシック NV, 12.5%, インド, ナシック, 2,674円
Sula, Brut, Creman de Nashik, India NV

 ワインについては先日のNoteに。シリコンバレーで働いていたラジーヴ・サマントが故郷のインドで立ち上げたワイナリー。このワインには白ブドウはシュナン・ブラン、シャルドネ、ヴィオニエ、リースリング、黒ブドウはピノ・ノワール、シラーズを使用。香りには青リンゴ、洋梨、微かにグレープフルーツ。フレッシュなフルーツ香に白い花、ほのかにハーブ。非常にドライでキュッと舌が引き締まる酸味、余韻まで一貫してドライ。葡萄屋で購入。

 ソーセージのチーズフォンデュにワインを合わせる。インドワインということでカレー粉を振ってみる。ワインでカレー粉のクミン、ほろ苦いスパイスのフレーバーがグッと立ち上がる。そのまま魚肉の旨みを引き立てる。相性: ★★★★☆

 チーズはかけなかったが紀文のはんぺんにカレー粉振ってワインに合わせる。ハンペンのふわふわ食感、穏やかな風味がスパイスで引き締まる。そこにワインの泡の刺激と酸味が心地良く重なる。相性: ★★★☆☆

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