見出し画像

ホタテのネギ塩焼き 南オーストラリアの魅力が詰まったリースリング

数日前にリースリング7種を購入。フランス(アルザス)を2種、ドイツ(ラインガウ)、オーストラリア、カナダ、チリ、南アフリカとバラエティ豊かな国から。
梅雨も明け暑さが本格化してきたが、残糖を感じるタイプのものをキンキンに冷やして飲むのも良さそうだ。
さて、スーパーでリースリングに合わせるべく食材を見繕っていると、ホタテのネギ塩ダレが目に入る。ネギの香味とリースリングの相性が良さそうだ。これを家で焼いた。この時期、焼き物をするとキッチンで容赦なく汗が滴る。それも旨い肴のためだ。

ワインはオーストラリアは南オーストラリア州、海岸に近いアデレードヒルズのものを。
半分は房ごと、半分は除梗したブドウを使用。4ヶ月澱とともに熟成し、ワインに奥行きを出している。マイケル・ヒル・スミスMWと従兄弟で醸造家のマーティン・ショウによるこだわりの詰まった一本。一方でお値段は2,500円以下と、南オーストラリアのクオリティの高いリースリングを体感するにはお買い得の一本だ。

ショウ アンド スミス リースリング 2021, 2,429円
Shaw + Smith, Riesling, Adelaide Hills, Australia, 2021, 12%
明瞭に清々しい青リンゴ、ライム、ほのかに白桃、白い花のフラワリーなフレーバーが豊かに広がる。
ピュアで透明度の高い軽快で爽快な果実味、フレッシュな酸味、中盤にリンゴ系の果実味と酸味が滑らかに広がる、余韻はしっかりとドライなフィニッシュ。

ホタテのネギ塩焼きに。ホタテの旨味がネギによってさらに引きたてられたところに、リースリングのフラワリーで香り高いフレーバーが絶妙なに繋がる。青リンゴを思わせるような清々しい果実味もネギや塩味との相性は良い。果実味をしっかりと感じさせながらも柔らかい奥行きがあり、魚介とも反発しない魅力的なワインだ。
相性: ★★★★☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?