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特大サイズの牡蠣フライ 魚介への包容力抜群のミュスカデ

同僚と仕事帰りに寄ったジャックポット丸の内。生牡蠣に続きカキフライを。生で食べた岩ガキ、長崎県産"椿"は衝撃的な巨大サイズだったが、カキフライも普段スーパーで買うものの2倍超の大きさだ。
ワインは、グラススパークリングの後にボトルで頼んだミュスカデで通す。ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌは、フランス ロワール地方、ロワール川河口のペイ・ナンテ地区で産出されるワインだ。地元では魚介などと合わせて楽しまれ、魚介には合わせやすいワインだ。

ポイロン・ダヴィン ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー, 3,960円(レストラン価格)
Poiron Davin, Muscadet Sevré & Maine, Sur Lie
レモン、グレープフルーツの溌剌とした柑橘香が心地よい。
アイスバケットでのサーブでやや強く冷えていたが、みずみずしく、果実味には快活な酸味が豊かに感じられる。深みを与えるシュール・リーの影響は控えめにフレッシュな柑橘風味と酸味が魅力的。

牡蠣は揚げられたことで風味が凝縮し、磯のニュアンスも生で食べるのとは異なり少し穏やかに。私は生牡蠣も好きだが、一つ二つ食べると満足で、その後は熱が通った牡蠣が食べたくなる。
ワインの柑橘香がカキフライに絞ったレモンのように合わさる。魚介への包容力は期待を裏切らない。ミュスカデはセラーに常備しておいて間違いはない。
相性: ★★★☆☆

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