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大阪王将編 海老チリ・海鮮皿うどんに餃子・麻婆豆腐・炒飯 潮風香るヴェルディッキオ

無性に中華を食べたくなった。王将餃子、麻婆豆腐、炒飯をかきこみながらのビールは最高だ。麻婆豆腐がけの炒飯ははずせない。麻婆豆腐と炒飯をひと通りセパレートで食べた後に、あんかけ炒飯のようにして中華料理屋での締めとしている。
今回は大阪王将で復刻創業餃子2人前、四川麻婆豆腐、五目炒飯、(海鮮)皿うどん、海老のチリソースをテイクアウトで注文した(これだけ頼んで3,380円はありがたい)。缶ビールを一つ開けた後、ワインと合わせていく。

先ずは海老のチリソースにワインを合わせていく。

海老チリxワイン①
ルミエール, スパークリンク ロゼ, 山梨県笛吹市一宮町南野呂, 2,640円
Lumière, Sparkling Rose, 2017, 12%

ワインに氷の浮かべてキリッと冷やす。海老の旨味と甘辛のチリソースにワインの爽やかな果実味と主要品種のカベルネ・フランのほんのりとスパイシーなニュアンスがうまく繋がりそうだが、ソースに効いた香辛料の存在感が圧倒的。ワインの風味が圧されてしまったが方向性としては悪くない。
相性: ★★★☆☆

海老チリxワイン②
メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ レッジアーノ セッコ, 2,178円
Medici Ermete, Concerto, Reggiano, Lambrusco, D.O.C., Italy, 11.5%

ランブルスコの泡の刺激と快活でジューシーな果実味が料理に良い相性だ。料理とワインのそれぞれの風味のボリュームもほぼバランスしているが、重なり合い高めあう感じが今一つないか。
相性: ★★★☆☆

海老チリxワイン③
ブラハム シュナン・ブラン, 2,178円
Brahm’s, Chenin Blanc, Paarl, South Africa, 2019, 14%

海老の旨味を引き出し、ジューシーな果実味が甘辛ソースに寄り添うが、ワインの樽香や酵母のニュアンスによる複雑な奥行きはソースのパワフルな香辛料に圧倒された。
相性: ★★★☆☆

続いて(海鮮)皿うどんにワインを合わせる。店の壁に貼られたメニューには海鮮皿うどんとあったが、レシートを見ると皿うどんとなっており、海鮮は入っているもやや控えめな印象だ。

皿うどんxワイン①
ルミエール, スパークリンク ロゼ, 山梨県笛吹市一宮町南野呂, 2,640円
Lumière, Sparkling Rose, 2017, 12%

海老の旨味にも豚肉の甘い脂にもスパークリングの泡の刺激とロゼの果実味の包容力は無敵だ。中華全般に合わせるならこのワインが最大公約数だ。
相性: ★★★☆☆

皿うどんxワイン②
ブラハム シュナン・ブラン, 2,178円
Brahm’s, Chenin Blanc, Paarl, South Africa, 2019, 14%

ワインの酵母のニュアンスにカリッとした香ばしい麺と海老の旨味がよく合う。
相性: ★★★☆☆

皿うどんxワイン③
トゥア・リータ ペルラート・デル・ボスコ ヴェルメンティーノ 2,475円
Tuarita, Perlato del Bosco, Toscana Vermentino, IGT, Italy, 2020, 13.5%

ワインの軽快な果実味がエビの旨味にも豚の甘い脂にも寄り添う。海老などの海鮮をもう少し足して、チンゲン菜などのグリーンなニュアンスを効かせると、ワインの青みを感じる柑橘香ともさらに繋がりそう。
相性: ★★★★☆

おまけだが、麻婆豆腐に黒胡椒を追い足しして、ランブルスコをあおると素晴らしい調和 (相性は★x4)。ランブルスコは餃子との相性も悪くなかった(★x3)。胡椒を少し足すとワインとの繋がりが更に良くなる。

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