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コテージでホタテとホッケのバーベキュー サルディーニャの島ワイン

先週末、友人と子供を連れてコテージでバーベキューに。パパ2人、子供2人。
昼過ぎに到着し、キャンプ場の近くで食料を買い出し。子供たちも好きなお菓子とジュースをゲットしテンション上昇。
今回は友人がコテージを予約してくれていたのでキャンプ初心者の私にもありがたい。設営したのはコテージの前、バーベキューをするテラスに日よけを張ったのみ。
大自然で散歩して、虫を捕まえたりした後は温泉に浸かってゆっくり。

夜はお待ちかねのバーベキュー。シーフードは北海道のホタテ、ホッケを調達。ワインは自宅からサルディーニャ島のヴェルメンティーノ品種で造られた白ワインを持ち込んだ。お肉に合わせるべく、キャンプ場近くのスーパーでチリ産赤ワインもゲットしておいた。1,000円ほどのモンテスのカベルネ。
さて、ビールを飲みながら炭火を起こし食材を焼き台に置いていく。自宅から持ってきた白ワインを開栓。キャンプ場でレンタルしたクーラーボックスに氷を入れて冷やしておいた。

アルジオラス, メリ, イタリア, サルディーニャ, 2022, 2,970円
Argiolas, Meri Sardegna, Italy
島の南東部にあるサルデーニャの州都、カリアリ近郊セルディアーナのワイナリー。1918年創業。280haにも及ぶ自社畑では、サルデーニャの土着品種カンノナウやヴェルメンティーノ、カリニャーノといった代表的な品種と、モニカ、ボヴァレなど希少な品種を品質を栽培。『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリの常連となる
カンノナウ品種などで造られる赤ワイン「トゥリガー」は『ガンベロロッソ』で2007〜2011年まで連続トレビッキエリを獲得。ドゥリガーは一本2万円弱。
今回持ち込んだ白ワインのヴェルメンティーノはフレッシュさを損なわないように低温で管理。16〜17度に温度管理されたステンレスタンクで醗酵、ステンレスタンクで熟成。

香りにはグレープフルーツの柑橘にほのかに青リンゴの爽やかでハリのある香り、ライムも。クルミのナッツのニュアンス、白い花やふわりとハーバルなタッチなら白胡椒のニュアンス。引き締まったハリのあるフレーバー。
味わいには爽快な柑橘味、爽やかな酸味、中盤からミネラルのほろ苦さがゆるゆると、余韻にほんのりと塩気や潮香が広がる海の恵みのワイン。

刺身用のホタテをそのまま食べ、ワインをひと口。炭火で軽く炙ってワインと合わせる。生のホタテのプリプリの食感から広がるミルキーなコク、磯の香りに、白ワインのフレッシュな果実味とミネラルや塩気が絶妙。焼いてほくほくになったホタテの凝縮した風味との相性も良いが、このワインには生のホタテがよく合う。相性: ★★★★☆

続いて、ホッケの炭火焼きに。アツアツの身をつついてほぐし、小骨をはずしながらひと口。柔らかい身から淡白でクセのない、それでいてジューシーな脂が広がる。ワインのフレッシュな柑橘香が薬味のように作用して余韻を爽やかにまとめる。相性: ★★★★☆

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