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3週間の空白 新型コロナに振り回されて

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新型コロナ闘病記、というほどのことはないのですが、自分の身に実際に起こったことを順にまとめています。
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記事一覧

3週間の空白<その1> 無症状で2週間、でもウィルスは抜けなかった

3週間の空白<その1> 無症状で2週間、でもウィルスは抜けなかった

私は都内在住・在勤の55歳男性で、介護関連の仕事をしています。既婚で娘が一人おります。
4月初旬に新型コロナウィルスに感染・発症し、軽症で経過。現在は無症状なのですが相変わらず療養中です。このnoteではこれまでの経過と、軽症なのに治りきらない難しさなどを綴っていきます。
(公開後、タイトルや本文に若干の追記を行いました。)

■無症状なのにまだウイルスが抜けない

4月第2週時点の環境下ではPC

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3週間の空白<その2> 「念のため検査受けてみますか?」

3週間の空白<その2> 「念のため検査受けてみますか?」

【公開後ですが少し補足を。】タイトルにある「念のため・・・」は某大臣を揶揄しているわけではありません。実際にあった発言ではありますが、私が介護関係の職業のため、軽快して2週間経過している状況に加えてPCR陰性判定であれば、介護サービス利用者の側からしても安心であろうとの医師の配慮と思っています。

■ウィルスはスルっと入り込んできます

私の記事の前にひとつ紹介します。
5月2日、フリーランスアナ

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3週間の空白<その3> 発症時に検査してほしかったよ!

3週間の空白<その3> 発症時に検査してほしかったよ!

4月初旬に緊急事態宣言が出て、まさにそのタイミングで新型コロナウイルス感染症となった私です。すぐにはPCR検査を受けられず、5月直前にPCR検査を受けることに。確証はありませんが、都区内では保健所の尽力や地元医師会などの協力により、4月中旬以降に検査体制が変化・拡充されていたのではないかと考えます。

■救急病棟前で4月25日は晴れてさわやかでしたが、風が強かったのを覚えています。指定された検査場

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3週間の空白<その4> 受入施設で対応可能なスキームはどこまでか

3週間の空白<その4> 受入施設で対応可能なスキームはどこまでか

■受入施設は「迷惑施設」じゃない4月下旬から各地で受入施設が運用されてきている中で、先日栃木県内で、受入施設となっているホテルの敷地内で放火とみられる火災が発生したようです。魔女狩りのようなマインドなのでしょうか。そして、愛知県内では受入施設から無理やり抜け出した人がいるとのこと。

<4月28日/新型コロナ軽症患者の若い男性 愛知の受入施設から「力ずくで突破」し帰宅>

https://www.

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3週間の空白<その5> 軽症者の選択行動と社会復帰

3週間の空白<その5> 軽症者の選択行動と社会復帰

「4月下旬に自宅療養まだ2,000人(陽性者の23%)」という5月6日のTV報道に対して、4月初旬に発症し自宅療養をなさった方が某SNSで、”自宅療養を「選択する理由」があることも取材してほしい”と発信されていました。

読んですぐは、容態急変のリスクもあるし入院すればよかったのに、と思いました。でも発言をたどっていくうちに認識が変わります。発熱や全身痛など諸症状で自尊心が傷つけられるほどつらい状

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3週間の空白<その6> ようやく自宅へ

3週間の空白<その6> ようやく自宅へ

保健所の指示によるホテルステイは5月10日で終了し、その日のうちに自宅に戻りました。しばらくしてから、noteに新型コロナ闘病に関するレポートを掲載しているユーザーが何人かいらっしゃることに気づきました。私と同様に自宅療養のちホテル療養となった方もいて、それらのレポートを読みながら、そうなんです、経過が長引くとつらいですね、味覚が戻らないのがじれったくて、など共感すること多数。
そして、非常事態宣

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