掃除機には何の罪もない。
ふぅ、と一息ついたあと
日課である掃除機をかけていたら
小学生の時に掃除機を壊したことを思い出した。
偶然ではなく、半ば故意的だったので
相当な力があったんだろうな。笑
母からの依頼
その日は家でゆっくり過ごしていたけど
何かの拍子に母親から掃除機をかけるように
お願いされた。
まだ弟たちが小さく、手もかかっていたので
家にいる時の私は、高確率で家事をお願いされていた。
だからボーっとしていると
次から次へと注文が来るのが嫌だったんだよね(;・∀・)
そんな気持ちで、掃除かけるように頼まれて
いやだと言ったものの
渋々、掃除機に手をのばして掃除をし始めたんだけど
やっぱり嫌だ!!!!
なんでいつも私が???
弟たちは好き勝手してても怒られない
家事をしろと言われない。
不公平すぎる・・・
そんな想いが沸々と湧いてきて
知らず知らずのうちに
掃除機をわざと壁にぶつけながら掃除をしていたのである。w
当時は、感じてることを素直に
言葉にして母に伝えることができなくて
掃除機と壁に当たってしまった。。。
その結果、掃除機はちゃんと壊れた(;^ω^爆)
案の定、壊したことを更に怒られる始末。。。w
(負が負を呼んでる)
掃除機には申し訳ないな、と思ったけど
母に対しては、「ざまーみろ」くらいに思ってたw
(こう考えるとお子様を育てる・関わるって本当に
すごい事だなぁと改めて感じます。大人同士で付き合う悩みよりも
波乱万丈な気がします。)
家にいるより外が楽しい
今となっては笑い話だけど
こんな風に過ごすのが嫌で、
家にいるよりも外にいる方が私には心地よかった。
家でシルバニアファミリーや
ディズニー、ジブリを観てる子たちとは
話についていけなくて、
うらやましかったな。
𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓈒𓏸 𓂃◌𓈒𓐍 𓈒𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓈒𓏸 𓂃◌𓈒𓐍 𓈒
あの時、母に嫌だと言えて
そのままボーっと過ごすことを選んでいたら
きっとまた違う人生だったのかな、とも考えてみた☻
自分の人生に、違う展開があったかもしれない。
そんな可能性を
考えてみるのは意外におもしろい。
私がディズニー映画や本に囲まれていたら
やはりプリンセスに憧れていたのだろうか?
ドレス姿・花嫁に憧れを持っていたのだろうか?
小学生なりの葛藤がある
手のかかる弟の世話で忙しくしている母。
母の力になりたかった、そんな当時の私の想いと
1人の小学生女子として
家でゆっくり過ごしたかった思いとの狭間で
ちゃんと葛藤してる。
あれから30年。
誰の目も気にすることなく
家でゆっくり過ごしているし
掃除は大好き☻
感じたことを相手に伝えることも
できるようになってるよ(*^^*)と
昔の私に伝えてあげたいです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?