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モハメド・ヨネは過小評価されている

はじめに

モハメド・ヨネという選手は、過小評価されていると私は思う。


この個人的感想は、「私の推しが報われていない」という私情や不満から来ているものではない。
純粋に、評価されるべき選手が評価されてほしい、という思いからだ。


ここ4年間、年間約20大会ペースでプロレスリング・ノアの大会を生観戦してきたが、毎回、何度見ても不調と思われるシーンが無い稀有な選手である。

試合を見終えた後、何度「コンディションが良い」、「タイトルに挑戦してほしい」とツイートしたか分からない。


入場時は明るいけれど、やっている試合内容は激しさがある。
そのギャップも、ヨネの魅力かもしれない。


特筆すべきエルボーの強さ

モハメド・ヨネという選手を語る上で個人的に外せないのが、エルボーの強さである。


私自身、色々生観戦してきた中でも、これだけエルボーが強い選手は中々いない。

一発一発が重くて硬いエルボーは、チケット代を払って観戦する喜びを全身で感じさせてくれる。


怪我による欠場も無く、内容にも安定感がある。


ただ、そんな内容に反比例するかのように、近年は中々タイトル戦線に行けなかったり、アンダーカードでの起用が多かったりする。
最近だと、ビッグマッチでもカードが組まれず、ゲスト解説で呼ばれる機会も増えてきた(2022.7.16日本武道館、10.30有明アリーナetc)。

冒頭で「過小評価されている」というフレーズを敢えて用いたのは、客席から見ていて、そんな現状へのもどかしさや悔しさを多少なりとも覚えたからだ。



そんなヨネに、タイトル挑戦の機会が久しぶりに訪れた。

2022.11.10プロレスリング・ノア後楽園ホール大会で組まれるGHCタッグ王座戦に、チャレンジャーとして名を連ねたのである。
(『杉浦貴&小島聡vsモハメド・ヨネ&齋藤彰俊』)


モハメド・ヨネのタイトル挑戦は、(恐らく)2021.5.31の後楽園ホール大会以来、実に約1年半ぶりの事。


本人の「久々に調印書にサインして~」というコメントからも、万感の思いが窺える。


この日の後楽園では5大GHC王座戦が組まれているのだが、私自身一番注目しているのはタッグ王座戦かもしれない。
何故ならば、ヨネのタイトル挑戦を生で観ることが出来るのだから…。



まとめ

モハメド・ヨネという選手の凄さは、もっともっと、色んな方に知られてほしい。


今回こうして記事を書いたのも、「過小評価されてると感じるなら、いっそ自分が書いて、ガンガン評価して、他の方に魅力を伝えるのが良いのでは…?」という思いが動機になっている。


2022年で46歳を迎えたヨネだが、その動きは未だ衰えを知らないし、感じさせない。

これからも、タイトル戦線に絡む事を切に願っております…。
タイトル獲ってほしい!

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