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変態プロレス放談

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しがない変態プロレスファンが、プロレスを中心に気付いたこと・感じたことを徒然なるままに書いてみました。 ひとつよしなに…!🙇🙇🙇
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2022年6月の記事一覧

『N-Innovation』で、私なりに感じたノアジュニアのこと

はじめに~ジュニアの両国で私が感じた事~2022.4.29、プロレスリング・ノア両国国技館大会。 ジュニアヘビー級の選手のみで構成されたNOAHの新ブランド・『N-Innovation』(2022年〜)。 発足から僅か4ヶ月のブランドは、"両国国技館"という大舞台に向けてオールを漕いだ。 冒頭のマイクは、この日のメインイベントでEitaに勝利し、GHC Jrヘビー級王座をNOAHに戻したHAYATAによるもの。 このマイクに新章突入を予感させる雰囲気も含まれていた一方

『プロレス総選挙』に投票してみた~私がスゴいと思う5選手について

テレビ朝日の企画で現在開催されている『プロレス総選挙』 「あなたがスゴい!と思う現役プロレスラーは誰ですか?」というテーマで募っていた本企画。 【スゴい】の基準は人それぞれあると思いますが、私は、単純にパッと浮かんだ人達で今回投票してみました。 私がパッと浮かんだスゴい選手達は、総じて『お金を払ってでも見たい』、『生で是非見てほしい』魅力に溢れていると、投票後に気付いたのです。 今回は、私が『プロレス総選挙』で投票した選手と、投票した個人的理由をば…。 5位 男女含

「ちゃんとプロレスしようぜ」に対して私が思ったこと

2022.6.12、さいたまスーパーアリーナにて行われた『サイバーファイトフェス2022』を観戦してきました。 サイバーファイトグループの4団体が集う、2度目の合同興行。 今回のフェスで注目カードとして押されていた一つが、DDTプロレスリングとプロレスリング・ノアの対抗戦。 計3試合組まれた対抗戦の中でも、戦前から最も火花を散らしていたカードは、『樋口和貞&遠藤哲哉&秋山準vs稲村愛輝&小峠篤司&中嶋勝彦』の6人タッグマッチでした。 しかし、試合は思いもよらぬ結末に。

3週連続で推しのタイトルマッチを観戦してきた

はじめに自分の好きな選手が、ベルトが賭けられた舞台に立つ…。 私自身、2015年にプロレスを好きになって以降、そうしたシチュエーションに巡り合う機会は決して多くはなかった。 どんなにタイトルに恵まれている実力者であっても、年1回、その舞台が生で見られれば御の字。 比較的毎日のように興行が開催されている関東圏内に住んでいても、そのような実感がある。 先日、私の好きな選手がタイトルマッチに絡む機会があった。 それも、3週間連続で。 その選手の名は、高梨将弘(DDTプロレ

私が知らないあなた~対抗戦で表出する、新たなる魅力と可能性について~

はじめに~今の対抗戦に通ずる『スマブラ』・『対バン』的要素~私は、『対抗戦』というものが(どちらかというと)苦手なタチだ。 古くは『新日本プロレスvsUインター』など、今でも伝説に残る対抗戦はあるけれど、今は求められるものが変わったように思う。 殺伐さやギスギスした情念とかではなく、今は『大乱闘スマッシュブラザーズ』的なクロスオーバー的な要素が高まっている、とでも言いましょうか。 2022年1月に行われた『新日本プロレスvsプロレスリング・ノア』なんかは、その最たる例かも

"辺境"なきプロレス観戦〜2022年5月のプロレス観戦で浮かんだ、私なりの感想について〜

はじめに〜『シェンゲン協定』とプロレス観戦〜2022.5.24、私は後楽園ホールにいた。 新日本プロレスが贈るジュニアヘビー級の祭典『BEST OF THE SUPER Jr』 全10試合がリーグ公式戦というラインナップは、オープニングからメインまで徹頭徹尾、熱気を帯びる内容となった。 後楽園3連戦初日となったこの日のメインイベントは『エル・デスペラードvsエル・リンダマン(GLEAT)』。 メインで前IWGPジュニアヘビー級王者に勝利したリンダマンは、試合後のリング

久しぶりに我闘雲舞を観戦した事について

2022.5.26に新宿FACEにて、駿河メイのデビュー4周年記念興行・『りんごちゃんとなかまたち』を観戦してきました。 今大会では、東京女子プロレスの鈴芽が他団体初参戦にしてメインだったり(『駿河メイvs鈴芽』)、好きな選手がタイトルマッチだったり(高梨将弘)が個人的に気になっていたのですけれど、何より一番惹かれたのは、【久方ぶりに我闘雲舞(ガトームーヴ)の大会が見れる】という点でした。 新型コロナウイルス禍もあり、2020年3月の板橋グリーンホール大会を最後に、単独の

声出し応援再開の機運について感じた事

2022.5.25、DDTプロレスリングより、とあるリリースがなされた。 2022年に入り、毎月行われているDDTの無料興行において、久方ぶりに声出し解禁を打ち出した興行の発表…。 新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年春以降、多くのイベント・エンターテインメントで禁止されたのが"声援"である。 コロナ禍に突入した2020年春以降、規模が大きくない団体によっては声援が許可されるケースはあったものの、【マスクを鼻まで覆う】、【大声での声援はNG】という条件付きでの実施