私の経歴⑪まさかの就職まさかの退職
もう少し自己紹介も兼ね、現在の仕事につながる私の経歴シリーズとしてこれまでに経験した会社や仕事について掘り下げてみたいと思います。
先輩の紹介で、とある会社を経営しているオーナーとお会いする機会をいただきました。
そして私のやっていること、オーナーがやっていることなど色々な話をさせていただいている中で、非常に面白いなと思ったことがありました。
それは、そのオーナーの言葉で
「私はマーケットを作りたい、今それを作ろうとしている」
「不特定多数を特定多数に変えたい」
というものでした。
私はすぐにあることが頭に浮かびました。
例えば、会員組織が100万人になると当然独身者もその中にいるし、その家族や周りにもいる。仮に10%と考えても10万人!
そして一番考えたこと、それは「広告費いらんやん!」
会員に向けてDMやメールを送るだけで、婚活パーティもイベントも何でもできる。過去、パーティの集客のために月に300万以上広告費をかけていたこともあり、素直にこれはすごい、と思いました。
そこで、有難いことにそのオーナーからも一緒に仕事やろう、と声もかけていただき、どう関わろうかと考えます。
当初は自分の仕事もありましたし、仕事の合間にイベントなどの企画・制作・運営の手伝いを、と考えていましたが、もっとグッと入り込んでいろいろなことを学んで吸収する方が、長い人生でいったん遠回りになるかもしれないけれど、結果プラスになるのではないかと考え、(サラリーマンには向いていないと思っていたのでとても悩みましたが)就職することにします。
ちょうど自分のオフィスを持とうとしたタイミングでしたので、これが仮に一か月遅れていたら恐らくもう事務所を借りていましたので、就職することはなかったと思います。
人生は運と縁とタイミング、とはよく言ったもので本当にその通りだと思います。
「中前恋愛相談室」・「南大阪結婚倶楽部」をいったん休止し、こちらで自分の器や、人に対する様々なアプローチや接し方を学ぼう、いずれ事業を再開したときに何十倍にもレベルアップした自分で勝負しよう。と考え、そのオーナーの会社にお世話になることにしました。
そこから15年、出逢いに関しての仕事は少ーしだけ続けつつも軸足をこの会員制のマーケット作りの企業に置き、精いっぱい働かせていただき頑張りました。
普通ではできない経験や、いけない場所、会えない人などを得ることが出来ました。また、社会に対する責任や社会貢献に関する捉え方など、個人で仕事しているのとは全く違う世界を見せていただき、それは刺激的で、飽きっぽい私でも飽きることのない奥が深い仕事でもありました。
中でも一番感じたのは、「人の生き方は十人十色」
独身者に限らずこれまで以上に多くの人と接する仕事、多くの人に物事を伝えたり、話をお聞きすることがメインの仕事でしたので、人の生き方や、幸せの価値感、そして何よりも、どの人の人生にも素晴らしいドラマがある、そのドラマを自分で作り上げることができるということを実感しました。
ここで得ることができた経験や知識、そして世界観は、ある意味どの仲人や結婚相談所も持ち合わせていない、でも絶対に必要なノウハウかもしれません。
さらには全国46都道府県(あと1県だけ行けていない県があります!ぜひ次の仕事で伺いたいです)を訪問し、様々な方々との触れ合いにより、関西とはまた違った文化や考え方も知ることが出来ました。
本当は、このマーケットの中で、自身の出逢い事業を全国で展開できることが理想でしたが、最終的には色々あり、退職することになります。
さすがに都合15年もお世話になった企業でしたのでいろいろな思いはありましたが、それこそ人様の人生のお世話も大事ですが、自分の人生の新たなステージを作らないといけないと思い、これからの人生どう生きていこうかと考えました。
その中で、もう一度出逢い産業を見て見よう、今はいったいどういう状況になっているのか、ある程度は知っていましたが、冷静に丁寧に深くきちんととらえて見よう。そう思い、自分なりに数か月かけ調べていくと以下のことが見えてきました。
・業界の勢力図に変化
・コロナによりビジネス形態が変化
・仲人のレベルに変化
・婚活者の状況に変化なし
これが分かった時に、もう一度本気でこの仕事で勝負しよう!という思い、そして、お前の人生やり残した仕事があるとすればこれじゃないのか、という思いが湧き出てきました。
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