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【絶望しても尚立ち上がる再起力「レジリエンス」】


こんにちは パーソナルコーチ せきかずほ です。

最近具合が悪かったんです。
寝不足でか、働き通しだったせいか、腰痛い、頭痛い、口内炎&超絶眠いと抵抗力下がり気味だったので睡眠を優先。
集中して本読めなかったんでとりあえず読みたかった食戟のソーマとワールドトリガー読破しました。

ということで一旦下がったので、次は上がって行こうとおもいます。

ということで今日は再起力、「レジリエンス」についてです。

レジリエンスとは

あなたは今までの生活の中で、

なぜあの人は失敗を何度もするのにうまくいくんだろう?

とか、

なぜ自己破産までした筈なのにお金持ちに?

あの人は問題ばかり起こす、なのになぜ周囲に好かれるんだろう?

そんな風に思ったことはありませんか?

有名な人であれば、スティーブ・ジョブズ。
彼は自分が作った会社から追い出されて、再び舞い戻り世界に誇れる製品を世に送り出したことで有名です。

あのトランプ大統領も破産経験からの不動産王になり今は大統領です。

例えば少年マンガでも、やられてもやられてもボロボロになってまでも立ち上がる主人公っていますよね。

そんな人達はストーリー性も相まって、とても魅力的です。

そのいわゆる“逆境人生”を歩んできた人達のもつ力、

それが「再起力」、
レジリエンスと呼ばれる物です。

人間誰しもが、コロナみたいなパンデミック、自然災害、失業や離婚、フラれた、仕事でミスしたなどの大小色々な問題が起こり落ち込んだり、精神的に疲弊してしまったりします。

しかし多くの研究で、成果を出す人たちはこの「再起力」を備えていて、その力を発揮し、現場に復帰、活躍するという結果が出ています。

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レジリエンスが高い人の3つの能力**

研究開始当初は、生まれ持った性質だと思われていました。
しかし実証研究の多くが、子どもであれ、強制収容所の生存者であれ、危機的状況から回復した事業であれ、レジリエンスは学習できることを示していると言われています。

たとえば、ハーバード・メディカルスクールの成人発達学のディレクター、ジョージ・バイラントは、六 ○年間にわたって多種多様なグループを研究した結果、レジリエンスが明らかに向上した人が存在することを確認しています。
また、もともと備わっている人よりもそうでない人のほうが、よりレジリエンスを強化しやすいと主張する心理学者もいるそうです。
場合によって、「再起力」は一般的に必要とされる資質より重要だとされています。
そしてレジリエンスの高い人は三つの能力を宿している、という仮説があり、それは次の3つなんです。

①現実をしっかり受け止める力
②「人生には何らかの意味がある」という強い価値観によって支えられた、確固たる信念
③超人的な即興力

たしかにこれらの能力が一つや二つあれば困難を乗り切れられる。
ただし、本当にレジリエンスがあるという意味においては、これらの三要素すべてが必要らしい。
レジリエンスは楽観的な性格が大きく影響しているものと考えられがちです。
でもそれはあくまでも現実的な解釈ができていればの話なんです。
裏目に出てしまうと、バラ色の考えも悲劇を招く可能性すらある。

ヴィクトール・ E・フランクルの「ロゴ・セラピー」

オーストリアの精神科医であり、アウシュビッツの生存者であるヴィクトール・ E・フランクルが、この考え方を見事に説明している。
彼は苦難の人生を歩んだ末に、「ロゴ・セラピー」を発見した。
ロゴ・セラピーとは、人間性を重視した精神療法で、個人が人生に意義を見出すのをサポートするものである。
フランクルは、自著『生きる意味の探求』(未訳)のなかで、強制収容所でロゴ・セラピーがひらめいた瞬間について記している。
ある日、作業に向かう途上、彼はタバコをスープと交換すべきかどうか迷っていた。
そして、とても残忍な新監督の下、仕事はどうしたものかと思いをめぐらせた。
突然彼に、何て矮小で、何て意味のない人生になってしまったのだという嫌悪感が込み上げてくると同時に、生きていくには目的が必要であると気づいた。
その時フランクルは、戦争が終わったら自分の体験をみんなに知ってもらうために、強制収容所で過ごした時の心理状態について講義している自分の様子を想像するようにした。
この先、生き残れるかすらわからなかったが、とにかく具体的な目標を設定した。
そうすることで、自らをその場の苦難より一段上に置くことができた。彼は著書のなかで次のように言及している。

「どうしようもない状況にあっても、変えようもない運命に直面しても、我々は人生に意味を見出せることを忘れるべきでない」

フランクルの理論は、レジリエンスを養うビジネスコーチングの基礎となっているそうです。

コーチングでもゴールを持つということは基本中の基本です。
そして何よりも重要です。
極端な例では、ゴールを達成してしまうと死んでしまうという証明も統計で出ています。
例えば皆が憧れるアーリーリタイヤ、それをした人たちが平均18ヶ月で亡くなっているというデータがアメリカTPIEなどが発表しています。
これは亡くなった人たちがどんなキャリアを歩んで来たかを調べた統計だと思うので必ずしもアーリーリタイヤをしたからと言って死んでしまうということではないです。
ただどんな人も生きるための目標を失ってしまうと、ほぼ同時に命までも失ってしまう可能性があるということです。

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手近なものを即興で間に合わせる「ブリコラージュ」の能力**

レジリエンスに関わる三つ目の能力は、手近にあるもので間に合わせる能力です。
フランスの人類学者クロード・レヴィ =ストロースの教えに従い、心理学者はこのスキルを「ブリコラージュ」と呼んでいます。
その語源には文字通り「すぐに回復する」という意味があり、レジリエンスの概念と密接に関係している。
レヴィ =ストロースはこのように述べています。
「ブリコルールという動詞は、古くはボールが跳ね返るとか、犬が迷うとか、馬が障害物をよけるとか、いずれも非本来的な運動を指していた言葉である」
今日的な意味でのブリコラージュは、一種の独創的な能力であり、必要なツールや素材が手元になくとも、問題解決策を即興的につくり出せる能力と定義される。

ブリコラージュの能力を備えた人は、ガラクタを修繕するのが得意である。家財道具からラジオを組み立てたり、車を直したりする。本来の使用方法にはとらわれず、ある物で何とか間に合わせようと、いろいろな使い道を試行する。

これは同時に抽象度の高さを意味します。
その場で即興で何かを作ったり対応できる人は、多くの情報(経験や知識)を持っていないとできません。
この即興性は、圧倒的な情報量と問題解決に取り組むトレーニングを積めば鍛えられます。

どうでしょうか?
簡単に説明して来ました。
あなたがどんな状態にあっても、

自分のゴールを明確にし、きちんと現実を見て、どのようにすればどうできるのかを考え、
そのために多くの情報量を持っていれば、どんな場合でも再起することが可能、
ということです。

このコロナ禍、経済的なダメージもかなりあります。
でもどんな場合であっても、きちんと”いざという時どうしたら良いか”を考えておくことが重要です。
是非在宅のあいだに、アフターコロナを考え行動して見てはいかがでしょうか?
これを読んでいるあなたなら、間違いなくいざという時に役立つマインドが手に入れられると思いますよ。

参考になれば嬉しいです。

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