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生きる意味・生きる価値
使い古されたタイトル
でも、見渡す限り、このタイトルに明確な答えを持っていらっしゃると、感じられる人は見当たらない
惑わされない
揺るがない
拘らない
飾らない
欲張らない
こういうココロの在り様(ありよう)をなんて呼ぶのかな?
きっと『自然体』とか呼ぶんだろうと思う
お釈迦さまをはじめ、生きながらにして悟りを開いた人たちからは、共通してこのような気配が感じられる
でも、そんな人物は、人類史上を洗い直しても稀な存在
どうして、わたしたちはお釈迦さまたちのように生きることができないのかな?
それはきっと、本能(遺伝子情報)よりも知能(大脳)が優位に機能する、地球史上唯一の存在、『人』という生き物にとって、起こるべくして起こる理由があるからだと思う
わたしたちが苦しむ理由
種を営む(人類の繁栄)という、大きな目的の中では、わたしが、あなたが、今、今日を、どう生きようと、大きな問題はない
地球上のどの生命も、どう生きるのか?などという問題にとらわれることなく、与えらえた営みをまっとうしていく
本当は、わたしも、あなたも、何も考えなくても、与えられた営みを、しっかりまっとうしている
なのに、わたしたちは生きることに価値を求め、そして、その、人に与えられた特殊スキルである、見事に発達した知能を無意識に働かせ、思い悩んだ末に間違ってしまう
ザックリと言えば
わたしたちが頭(知能・大脳)で考えていることは、構造的に間違っている可能性が高いと、考えた方が良いんだろう、と言うこと
知能(大脳)が本能(遺伝子)に劣る理由
大脳が持ちうる能力は、天才と誰もが認める人であったとしても、その情報量は、せいぜい数十年で蓄積したものであるし、それを素に思考した末に得られるもの
一方本能(遺伝子情報)は生命の生誕から38億年とも推察されている、営みの連続による情報が蓄積され、命としてココに体現されている
あなたの優秀な知能をもってすれば、いとも簡単に、どちらの方が、生きることについて正しい情報を与えてくれるか?と言うことがわかると思う
あなただけの正解
わたしたち「人」は知能という絶大なスキルによって、地上の覇者として君臨し、そして、出来るだけ、多数の人々が、快適に暮らせるように、社会実験を繰り返し続け、現在に至っている
この祖先の努力の連続こそが、今のわたしたちを生かして下さっている
心からの敬意、そして感謝、その思いがまた、わたしたち人類の未来を照らしていくことだろうと思う
でも、それとは別に、わたしたちは、常にココロの真ん中に住まわせておいた方が良いと思うことがある
それは、知能で出た答えは常に未熟であるという「謙虚」さと、考え抜いた末に、必ず一度はココロ(遺伝子)に訊ね直してみるという習慣
ザックリと言えば
アタマよりココロ、考えるより感じろ!
と、言うこと
あなたがもし、これが正しい、これは間違っている、と考えに考えた末に出した答えがあったとしたら、一度胸に手を当てて、その答えが気持ちの良いものか、嫌な感じがするのかを、ココロに訪ねてみて欲しい
必ず、あなたの遺伝子が、あなただけの正解へと導いてくれる
わたしも、あなたと共に、楽しい・嬉しい・気持ち良い、そんな生き方を求め、未来へ繋げていきたい
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