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僕と結婚してください


秋は恋の季節と言われています。

ちょっと気温が下がり、落ち葉が舞う季節、人恋しくなる思いも自然な事に感じますよね。


さて今日は1ヶ月前に初めて出会ったある女性の体験をご紹介します。

彼女は過去お付き合いしていた男性への執着にずっと苦しんでおられて、カウンセリングに飛び込んでこられました。

結婚という未来も描けない、この人との幸せな未来はないだろうと自らお別れしたにも関わらず執着が終わらない苦しさ。

彼女の人生は、3歳で父親が出ていき両親は離婚、その後母親の女手ひとつで育てられたそうです。
若くしてシングルマザーになった彼女の母親は一生懸命彼女を育てるも、仕事や生活に追われる日々。

3歳の時母と二人きりになり、テレビから聞こえてきた「津軽海峡冬景色」の歌声。

凍える冬の連絡船に乗り、ひとり泣いている情景の浮かぶ歌に

3歳でありながら、なんとも言えない切なさ、寂しさを感じて胸が締め付けられる思いになったそうです。

出ていった父親、生活や仕事に追われる母親、自分には与えられないであろう私だけを見てくれる眼差し。

その眼差しを一時であれ元彼に感じられたことで、「もう一度私だけを見て欲しい」と執着し続けていました。

執着していたのは父と母から貰いたかった愛の眼差し。

それが「独占したい」という独占欲に傾いて苦しみを生んでいました。

そして執着とは何であるかをさらに理解して、2年間に及ぶ執着が溶けていきました。

そこから彼女はグループレッスンのカリキュラムに進まれて「新しい結婚のプログラム」を理解されていく中で、

思わぬ人から告白されたのです。

一緒に食事をした時に、彼の横に鏡のようなオブジェがありました。
そのオブジェを自分が映らないようにと向こうに向けながら「自分の顔が嫌い」という彼。
「イケメンなのに」と驚きながらも「私と同じ」と感じた彼女。

彼の話す内容に「それは私が思っていたこと」と不思議なぐらい自分と重なっていく。

実は彼女は彼のことが「嫌い」だったそう!
だけどそれは「嫌いな自分」が映っていたのだ!と理解していくと彼女の「嫌い」が消えていく。

ひとつひとつ自分への理解と受け取りを重ねていく中に、やってきた彼からの愛の告白でした。

1ヶ月のグループレッスンの最終日には「結婚を申し込まれました。」と報告してくれた彼女。

一緒に人生を共にしたい、彼女の人生のさまざま、まるごと引き受けたいという申し出でした。

元彼への執着が終わった証のような出来事も起こり、それは「過去」というポラロイド写真に収まりました。

自分を愛するプログラムに入ったら愛がやってきた。

自分への愛の眼差しを持ったら愛の眼差しがやってきた。

自分の中で「新しい結婚のプログラム」を重ねていったら「結婚」が現れてきた。

これが彼女のたった1ヶ月で体験したストーリーです。

新しい結婚のプログラムは内側に向くこと。

今まで外側に求めたから苦しかった!

誰もが新しい結婚のストーリーを体験していけるのです。

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