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天下布武ローヴァーズ【プレシーズン】

こんにちは。天下布武ローヴァーズ監督兼GMのルイス・フロイスです。

さて、蹴球に触れ始めたばかりの我々ですが、リーグ戦開幕まで、準備期間は1ヶ月しかありませんでした。本軍の皆様には、可能な限り使える時間を蹴球に注いでいただきました。それは私、フロイスも同様です。基本的なルールや戦術を、夜通し頭に叩き込んだので寝不足気味です。

しかし、流石は選ばれし武将の皆様です。1ヶ月でここまで完成度を高められたのかと、敵軍の将や関係者から、驚きやお褒めの言葉をいただいております。来月から始まるリーグ戦は、厳しい戦いになるに違いありませんが、なんとかやっていけそうな目処は立ちました。

今回は、練習試合4戦の内容についてお伝えします。

本軍の基本布陣

本軍の基本布陣は4-3-3

GK 徳川家康

DF 佐久間信盛、丹羽長秀、前田利家、池田恒興

MF 木下秀吉、織田信長、今川氏真

FW 前田慶次、柴田勝家、本多忠勝

以上が現状の先発候補です。

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【1試合目】本軍2-0地元のアマチュアクラブ

得点者:21分柴田勝家、58分木下秀吉

マンオブザマッチ:木下秀吉(1ゴール1アシスト)

初の対外試合で、手応えも反省点も多い試合でした。

中盤は織田・木下・今川の3名で構成しましたが、創造性溢れる攻撃を展開できていました。秀吉殿が神出鬼没で、2・3人いるのではないかと錯覚するくらいの運動量。どこにでも顔を出すので、技術の高い信長様や氏真殿のマークが外れやすくなるのが好循環でしたね。信長様とのワンツーで秀吉殿が抜け出してゴールを決めた時は、私もとても興奮してしまいました。

一方で、両ウイングの仕掛けが少し消極的だったように感じます。ただ、これが初めての試合ですし、中盤の個性が強烈すぎるので致し方ありません。中盤も、もう少しウイングにボールを預けるべきでした。左ウイングの忠勝殿は、反省点をしっかり理解していましたので、ここからの成長に期待です。

守備陣はあまり仕事が無かったように思います。攻撃している時間が長かったですので。もう少し強い相手になった時どうなるか、ですね。

この試合で1番肝を冷やしたのは、信長様が審判へ異議を唱えたことでイエローカードを貰った瞬間でした。なかなか怒りが収まりませんでしたが、周囲が宥めて幸い暴力には至らず。周りの選手たちには「とにかく手だけは出させるな」とお願いをしております。

【2試合目】本軍3-0セミプロリーグのクラブ

得点者:29分・44分柴田勝家、49分本多忠勝

マンオブザマッチ:柴田勝家(2ゴール)

2試合目は5部リーグに所属するセミプロクラブとの対戦でした。少しレベルが上がった相手にもかかわらず、90分間相手のシュートを0本とシャットアウト。ディフェンス陣のみならず、中盤でもタックルが上手くハマっておりました。あまりに早い仕上がりに、私も驚きを隠せません。本拠地で初めての試合でしたので、ファンの方々にも良い試合をお届けできて良かったと思います。

攻撃面にも改善が見られました。前回不調だったウイング陣が躍動。忠勝殿はゴールを挙げ、慶次殿は2アシストという活躍でした。忠勝殿は機を見てペナルティエリア内に飛び込んでくる動きが目立ちました。戦場で奇襲をかける忠勝殿の姿そのものだと家康殿。これからもゴールを稼いでいきそうな気がします。

そして何より、センターフォワードが点を取れていることにホッとしています。今のところ勝家殿は2試合3得点。文句なしの出来です。信長様が少し嫉妬されているのが気になります。

【3試合目】本軍3-2セミプロリーグのクラブ

得点者:5分酒井忠次、61分磯野員昌、84分滝川一益

マンオブザマッチは相手の選手。チーム内MVPは酒井忠次と稲葉一鉄。

3試合目は戦力底上げを狙い、これまでの試合の控えメンバーを中心に戦いました。変わらなかったのは「今日も出陣するのじゃ!」といって私の指示も聞かずにピッチへ出ていった信長様だけです。また試合数日前の練習中に勝家殿が負傷し、10日ほどの安静を指示されメンバー外となりました。

勝家殿の代役で、センターフォワードの位置に入った忠次殿がいきなり結果を出しました。信長様のスルーパスでディフェンスラインの裏を取って、ゴールキーパーとの1vs1を制しました。信長様、振る舞いには目も当てられないのですが、ここまで毎試合アシストを記録しているので、正直なところ助かっています。

当然ではありますが控え組の完成度は低かったので、ボールを相手に保持される時間が長かったです。しかし個々の能力は高いですし、レギュラー奪取に向け士気が高い皆様でしたので、シュートは相手の倍撃っていました。

ディフェンスラインの乱れを突かれ、2失点。これは稽古を重ねて高めていくしかありません。本軍として初失点を喫しましたが、ゴールキーパーの一鉄殿は、度々危機を防いでくれました。日頃の準備の賜物ですね。底上げと反省点を見つけられた、実りある試合だったと思います。

【4試合目】本軍2-0プロリーグ(4部)のクラブ

得点者:27分織田信長、36分本多忠勝

マンオブザマッチ:織田信長(1ゴール1アシスト)

負傷離脱中の勝家殿以外はレギュラーメンバーで臨みました。1番の収穫は、とうとう信長様が初得点を挙げたこと!本軍にとって待ちに待った瞬間でした……だって、信長様ずっと点を取れなくてイライラされてた……じゃなくて、大将が点を取ることで本軍の士気も一気に高まりますからね。リーグ戦に向けて非常に弾みがつきます。

本日は守備陣のタックルだけでなく、オフサイドトラップもよく機能していて、成長を感じる一戦でした。相手選手のファウルを誘う余裕も、皆様には出てきたようです。

ただ勝家殿が不在だと、どうしても前線の駒不足が否めないのが不安材料です。忠次殿も良いのですが、あまりボールが収まりません。とりあえず勝家殿は開幕戦には間に合うとのことなので、初戦勝利に向けてしっかり準備していきたいと思います。

以上、プレシーズンマッチレポートでした。長文乱文、お読みいただき感謝申し上げます。来月からいよいよ本格的な戦いが始まりますので、皆様どうぞ温かいご声援賜りますよう、お願い申し上げます。試合日については、もうそろそろアナウンスがあると思います。それでは皆様に神のご加護を、アーメン。

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