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会いに行くから

飼っていた猫が旅立った。
ご飯を食べなくなり動物病院に連れていくと、すでに末期の腎臓病と診断された。
「なぜもっと早く気づいてやれなかったのか!」と悔やんだが、後の祭り。

入院を勧められたが、自宅療養を選択。通院して輸液のやり方を覚え、なるべく家でゆったりと時間を過ごせるようにした。
最後の数日は妻とともにつききりで介護し、静かに息を引き取った。
亡くなる前日、私が膝の上に乗せて、妻がお尻の汚れをぬるま湯でふいてやると気持ちよさそうに目を細めていたのが、せめてもの救いだった。

今年に入ってから『外伝』の3作目を書き始め、猫が活躍する場面もあれこれ考えていた。
それどころではなくなって中断したが、もう少し休んだら執筆を再開し、読んでいただけるようにするつもりだ。
(猫の登場シーンには力が入りそう…)

これまでたくさんの愛をありがとう。
毛皮も送ったから(火葬して)、天国で待っていてくれ。
必ず会いにいくから!

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猫のいるしあわせ

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