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【主婦勉!】神社のあれこれについて知りたい~神宮・番外編~

前回、神宮系…というか神宮について
調べたけれど、

伊勢神宮と言えば
式年遷宮
(20年ごとに造り替え)とか、

斎王
(天皇の代わりに、アマ姉に仕える
ために選ばれた、未婚の皇族女性)とか、

伊勢講
(伊勢参宮を目的とした講)とか、

他にも調べるべきことはたくさんある。
当たり前だけれど祭事もめちゃくちゃ多い。

なので正直キリがない。笑
これを言ってしまうと身も蓋もないことは
重々承知の上でもう一度言うけれど
本当に、正直キリがないのだ。

あとやはり天皇家に直結するという
デリケート部分をいかんともしがたい。

なので、大変申し訳ないながら、
神宮に関する学術的、歴史的、
文化的な調査はもうすっぱり諦めて、
個人的な伊勢神宮話をしようと思う。
(出たー、ぶん投げー!)

伊勢には15年ほど前に一度だけ
行ったことがある。
その時の感想を私はmixi(!!)でこう書いていた。

これだけ人が多いと、
ちょっとやそっとだと
人が纏っている邪に場が負けるというか
俗度が増してしまって
本来の神聖さが失われてしまっているように
思えることもあるんだけれど
さすがというかなんというか、神宮。
そんなもの全然関係ないんですね。
何人にも侵されることはない
正しさと神聖さが確かにそこにありました。
絶対的なんですね。かっこよか。この凛々しさ。
※一部修正あり

15年くらい経った今でも
それが一番の印象として残っている。

人気の神社だと、
一般人があまり立ち入れない
本殿・拝殿近辺は
さすがにぐいぐい来るけど、
それ以外の参道なんかは人人人で溢れかえり、
”神聖さが俗に押されてるー!”って感じで、
神社/聖域としての強さを感じないってことが
正直よくあるんだけれど、
(私の感度不足ってことは多いにあります)

神宮はとにかく凄まじい人の多さなのに、
そんなことは全然関係なく、
どの場所にいても
ずっと強烈なパワーがみなぎっていた。
いろんな神社を回ってきたつもりだけれど
あの”神聖さの失われなさ加減”は、
日本一と言って良いんじゃないかと思っている。


そして余談だけれど、
私はとにかく小さい頃からいわゆる”雨女”で、
遠足、運動会、修学旅行はもちろん、
その他楽しみにしていた外での行事は
だいたいが雨だったように記憶している。

天気予報が晴れでも雨になったり、
晴れていても私が現場についた途端に
大雨になったり。
どうせ雨でダメになるもんと、
予定を立てるのもイヤになるほどの雨女だった。

一方旦那は強烈な晴れ男で、
なので二人で旅行に行く時なんかは、
どっちの力がより発揮されるのかとかを
よくやんややんやとやっていたものだ。
結果、基本雨なんだけど、
ここぞという大事な瞬間は晴れる、
みたいなことが多かったように思う。

そんな私だが、
実は今、見事なまでの晴れ女に
生まれ変わっている。
大事な時はだいたい晴れる。
雨で予定が台無しということは無くなった。
その生まれ変わったきっかけが
この15年前の伊勢参拝だったのだ。
と私は信じている。

内宮の正宮に行く途中、右手側に橋があって、
そこを渡ると風日祈宮という祠がある。
風の神様をお祀りしているところだ。

内宮を正宮に向かって歩いていた時、
ふと誰も通っていないその橋の前で
足が止まった。
橋を渡っても風日祈宮しかない。
朝から外宮を歩きまわってきて、
少し疲れもある。
まだまだ内宮は広い。
ここはわざわざ行かなくていいかな?
正宮に急ごう、と思った瞬間だった。

突然立っていられないくらいの強い風が
背中の方からゴオーッ!と吹いてきて
思わず2~3歩、
橋の上をよたよたと歩く形になったのだ。

自慢じゃないが
私はそのへんの華奢な男子が
風で飛ばされたって、
私だけはどんと立っていられるくらい
一定の重量感はある女だと自認している。
でもそんな私が一瞬で飛ばされた。

周りを見渡しても、
まるでそんな風などなかったみたいに
みんな普通に歩いている。

これはもしや風日祈宮の神様が私に
「サツアイに来い」と仰っているのか?と
勝手に解釈した私は、
そのまま橋を渡って祠に参り、
神様にご挨拶と感謝の気持ちを伝えて、
丁寧にそこを後にした。

それ以降、
私は大事な時に全く降られなくなったのだ。

たまたま、気のせい、眉唾、あたおか笑、
いろいろご意見あると思うし、
まぁそうだろうなという気持ちも多少はある。
御利益、とか言うけれど、
その大半は、
神様に何かを願ったり誓ったりした
自分のその後の行動、
努力に依る部分が大きいと
基本的には思っている。

でも、天気ってねぇ…
自分の努力でどうしようもないしね…
確かに「雨女」っていうのも
気の持ちよう的な所はあると思うけど、
何人もの友達、家族からも
指摘されるほどってことは
自分だけの妄執ってことでもなさそうで。
って思うと、雨女、晴れ女的な概念も
なかなか面白いんだけどね。

というわけで世間からすると
眉唾話だと思われる話だということは
重々承知の上で、
この「雨女返上話」に関しては、
風日祈宮の神様のおかげだと
私は信じている。

要は何が言いたいかというと、
突然意に反して起きたことは
何かのきっかけになるかもしれないから、
受け入れてみるのも手です、ということと、
何はともあれ
伊勢神宮はすごくよい神社なので
オススメです、ってことです。

さて、次回は神社編のラスト、
出雲大社を調べていこうと思います。






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