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あんこ日記③~ドキドキ、ごま団子~

しばらく更新が途絶えていましたが、あんこ日記第3回、今回のテーマはごま団子です。



1.餃子の王将とごま団子の話

私とごま団子との出会いは中学生の頃に遡ります。

何か祝い事でもあったのか。その日、家族で「餃子の王将」へ食べに行きました。
「餃子の王将」というのは、ご存知の方が多いとは思いますが、中華料理屋です。餃子と、炒飯と、ラーメンと。何をとっても美味しい、そしてリーズナブルな。そんな「餃子の王将」ですが、実は私、そのとき何を食べたのか、ほとんど覚えていません。
それを除いて。

それとは、そう、ごま団子です。

家族でたまに出かけていた「餃子の王将」。外食処では一番馴染みが深いはずの君は、まだ僕に見せていない一面を持っていた。ミステリアスな君も魅力的だ。

焼きたてで、かりっとしたごま。しっかりとごま油も感じることができる。
ごまとあんこを繋ぎとめる欠かせない存在、もち。この温かさをもたらしているのも君だ。
そして、ごまともちに包まれ、まるで箱入り娘のように大事にされているあんこ。ジューシーさを感じさせるまでのごまともちに対して、控えめな甘さながらも強く主張する和菓子の王、あんこには負けを認めざるを得ない!


2.長崎の中華とごま団子の話

さて、そんな訳でごま団子が大好きな私ですが、先日、宿泊研修で長崎を訪れました。平和学習や、歴史探究、の話も勿論したいのですが、これはあんこ日記。
長崎は中華でも有名です。班別行動中のお昼ご飯と夜ご飯、どちらも中華、どちらのお店でもごま団子を食べました。

1.長崎新地中華街のお店
(中の写真もどこかにあったはずだが……)

なお、写真撮影は下手である。

2.大浦天主堂、グラバー園近くの高級感漂う中華料理店
(トリミングしたので画質大変悪し)


3.弁当の進化とごま団子の話

ところで、長崎で食べるごま団子が美味しいのは、言ってしまえばそりゃ中華屋さんのごま団子なんだから当たり前と言えば当たり前です。

ここで、今回のタイトルを思い出して欲しいのです。

~ドキドキ、ごま団子~

一体何がドキドキなのか、それを理解するには、お弁当にいれる冷凍食品のごま団子について話せねばなりません。

今日の冷凍食品の進化は目まぐるしく、なんとごま団子までお弁当に入る時代です。

しかーし!
昼休みにごま団子を口に入れるその時まで、この世界には二種類のごま団子が存在しているのです!

そう、電子レンジでの温めに成功したごま団子と、あと10秒温めるべきだったごま団子の二種類が!

これを「シュレディンガーのごま団子」と言います。

前者のごま団子は、ごま団子として胸を張れるほどのごま感と、程よい甘さのこしあんを味わえ、鬱々とした学校生活に一筋の光が差し込むような代物。不思議なことに冷たくても美味しい。思わず微笑みが漏れてしまう私の姿に、見覚えのある方、は、おられないですけども。午後の授業も頑張ろうという気になれます。

しかし、後者のあと10秒温めるべきだったごま団子。これは苦行!いや、苦行とまではいかないけれど。あの餅部分の固さ!こぽこぽ感!
思い出すだけで悲しい……
あんこはおいしいのよ。あんこはいつでも美味しいから。
ごまも大丈夫よ。ごまやし。
でもさ、ごま団子は餅ありきやん。餅も味わいたいやん。

というわけで、今回伝えたかったことは一つ!

冷凍食品のごま団子は指定の温め方+10秒(600W)で温めよう!

アイス食べたいです!!!