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大阪にカジノは、いらんよ(れいわ新選組 山本太郎×大石あきこ)

経済成長のためにはIRカジノ(カジノを含む統合型リゾート施設)が必要なのか。
今回は2021年12月22日に大阪で行われた、れいわ新選組の街頭記者会見を一部文字起こししました。

記者
IRカジノについて、土壌汚染、軟弱地盤、カジノ依存症と問題が色々あると認識しているが、経済界含め経済成長という意味でIRが必要だという方が非常に多い。IRカジノに代わる経済成長の案はあるのか?

山本太郎
皆さん冷静に考えていただきたいんですよ。国の成長戦略の一丁目一番地が、もしくは自治体の、大阪の成長戦略の一丁目一番地がカジノっておかしくないですか。成長戦略の一丁目一番地が博打ってどこのヤクザなんですか。そういうものは自治体と呼ばないし、そういうものを国家と認めたくない。本当の経済政策を行うだけでいい。

そのカジノって、いつから話、決まってるんですか。海外からたくさんお客さんが来てた、インバウンドで盛り上がっている時でしょ。その時に外国の方々からお金を搾り取る一つの方法としてカジノってものが提案された。でも狙いは違いますよ。日本国内の金融資産を吸い上げるために、アメリカや中国の企業にカネ巻き上げさせるために広げようとしただけでしょ。そしておこぼれとして一部雇用が生まれたりとか、建設とかっていう一部需要を満たすためだけに、自分たちの持ち出しのお金が多いという部分も含めたうえで少しばかりの利益を上げようとしているだけの話じゃないですか。こんなことやってちゃダメなんですよ。

やらなきゃいけないことは何か。カジノじゃない。国が徹底的にお金を出して、足りてないところにお金を流し込み、25年間失われてきた需要を回復させていくこと。

需要が回復するってことはどうなりますか。日本国内じゃ商売にならないねってことで海外に逃げていくっていう企業をつなぎとめることできますよ。企業が海外に出て行くのは税金が高いからじゃない。需要が失われ続けていて、この国に未来がないと思うから海外に行くわけですよ。企業にとっても一番嬉しいことは需要です。この内需国日本において、その持っている力をもう一度取り戻す。そこにエンジンかけていくってことが一番重要なことなんだろうと思います。

維新とカジノの関係に関しては、”維新切りの家元”にお願いします。

大石あきこ
(維新は)カジノで儲かるって言ってますけど、そっちも怪しくなってきた状態ですもんね。土地を600億円で売るとか言ってたんですけども、その土地を土壌汚染回復するために800億いることがわかったので、その時点でもう赤字が決定ですし、何をやっているのやわからないと。その本質としては山本太郎代表が言ったような、このカジノというものを経済戦略に据えてしまったという巨大な誤りというのがあると思います。

(やるべきことの)根底には実体経済というものを立て直していくんだよって。それを日本が始めなければ、私たちこの国に生きる人たちは一向に報われないということだと思うんです。

実体経済って何なのかって、供給と需要ですよね。私たちに必要な供給元を作りませんかと。でも一方で、物はいっぱい余ってますよね。この国は非常に供給力が高い社会です。なのに肝心の物を買う私たちの購買力が低い。だからその間は購買力を増やすんだ。私たちの所得を増やす。それを唯一できるのが国なんです。だからこの供給力が高い、物はいっぱいあるのに、大阪にも物はいっぱいある、作れる人たちがいっぱいいる、なのに物を買う人がいなくて作るに作れない。この状況を変えていく。これがれいわ新選組の積極財政の本質だと思っています。

それに比べてこの大阪でやられているショボい、間違った経済政策、すなわちカジノ。これを止めていくというのは非常にクリエイティブなことだと思ってます。大阪にカジノは、いらんよ。これは積極財政の叫びでもあります。


大石あきこさんのHPでは「大阪にカジノは、いらんよ!緊急署名」を集めています。大石あきこさんのカジノ反対の街頭演説の文字起こしなども掲載されています。こちらも是非チェックしてみてください。
みんなの声でIRカジノを止めましょう!


(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

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