見出し画像

スキやフォロワーが少ないのに、なんでnoteを続けていられるんですか?

「そもそもスキとかフォロワー数を気にしない記事を書こう」から出発したのもあるけれど、とはいえやっぱり始めた当初は多少気にしていたかもしれない。
今は本当に全く気にしていない。
ただただ書きたくて書いている。
結果として続いているだけ。

というか、そもそも続くとか続かないとか、そういうことを考えていること自体、非常にダサいと思うようになった。
書きたいなら書けばいいし、書きたくないならそれで良いじゃないですか。続けることは決してゴールじゃないし。
書く、という行為は演奏するとか、歌うとか、造るとか、撮るとか、と同じようなもの。
だから、やれない・続かないなら、向いていないか好きじゃないんだと思う。

その上で、「どうすれば続けられますか」という質問には答えづらいけれど、
簡単な話、女にモテたくてロックンローラーになる、とかあるじゃないですか。バカやって人を笑わせられる芸人ってかっけえ、とか。落合陽一さんみたいな学者かっけえ、とか。
そんな感じで、「こんな言葉が紡げたらかっけえ」みたいな感じが自分のなかにある人なら、多少続けられるんじゃないですか?とは思った。


この記事を書く背景を一応まとめておきたい。
だって、気にしていないはずのスキとかフォロワー数に焦点を当てるということ自体、自己矛盾じゃないですか。
気にしていないことは忘れいていきますから。
最近ね、友人と会って話していたときに、彼がnoteを始めようか検討していて。
そこで他人からのアテンションについて言及していたので、思い出すように自分のなかでそのテーマが浮上してきていたのです。

***

そして、このテーマは少し考えるべきことと思った。
というのも、本当に他人からのアテンションを気にはしていないんですよ。
ただ、「いつか1万人くらいは購読者がいたら良いのにな」と思っている自分がいるんですよ。
ここに相反する2つの概念が自分のなかで共存していることに気付かされまして。

これは自分のなかでどう説明がつくのだろうと考えていた。

そして、わからないことをわからないまま書き進めていたら、今何となく答えが見えてきた。
スコープが違うというか、目的が違うんでしょうね。

***

僕がなぜ1万人の購読者を抱えたいか、というと収入源のポートフォリオを整えたい、というところから来ています。
例えば、月に50万円稼ぐなら、一箇所で50万のインカムをもらうより、月10万を5箇所でもらう方がいいんだろうなぁ、何なら5万を10箇所の方がいいなぁと思うからです。
収入源のポートフォリオは整えたい、そのために1万人くらいは読者がいたらいいなぁ、ここまでは思うけれど、それにぶら下がるようにして「じゃあどんなコンテンツを作るべき??」というコンテンツ会議が行われている訳ではありません。
そこは人の流入やら性質を整えることで、対応していきたいと思っている。

***

対して、書きたいというのは自己目的的であって、先で紹介したマーケティング思考とは完全に切り離されています。
そもそも、マーケ思考というのは「誰に」「何を」というのが頭にきがち。
その点、僕の文章は、人にどうなって欲しいとか、誰々にこれを伝えたいとかは一切ない。

「じゃあ書く意味はどこにある?」みたいなことを元リクみたいな人に言われてしまいそうなのであるが。

烏滸がましいのは承知の上で言うけれど、アートに昇華させたいとは思っている。
文章に美を感じたい。

それでも、「届かないことへの言い訳」としてこういった言葉を使いたくもないので、やっぱりマーケティングは必要。
他のことを頑張って誘導する他ない。

頑張るぞー。

ここから先は

0字
マガジンのアピールポイント、強いていうなら圧倒的に安いです。

都築怜の自撮り展

¥120 / 月 初月無料

【500記事突破】都築怜が普段書いているエッセイをまとめた更新型のマガジンです。毎週月曜〜金曜の18:00に新規記事を投稿しています。自分…

この記事が参加している募集

#noteのつづけ方

38,714件

#noteの書き方

29,483件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?