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介護保険サービス

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「要介護1」の父と「要支援1」の母の要介護認定申請、サービス利用、介護認定調査など、「介護保険サービス」関連の記事まとめ
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母の介護認定調査 2回目

母の介護認定調査 2回目

母の介護認定調査があった。昨年の春、初回の調査で「要支援1」と認定され、今回は2回目。

年明けから何かと忙しく、気持ちに余裕がなかったので、どうか何事も起こりませんように、と願っていた。これ以上私にいらんストレスを与えんといてくれ。たのむ!

調査員は約束の時間の10分前に到着、慣れた感じで、そつなく質問をこなしていった。お手本のような調査だった。

母には事前に、困っている事や通院の回数など、

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実家の片付け

実家の片付け

実家では週に一度、ヘルパーさんに来てもらい、掃除をやってもらっている。来てもらうまでは、なかなか決心がつかない母だったが、やると決めたら切り替えが早い。

トイレと風呂場の掃除をやってもらう初日、母は新しい雑巾を準備していた。まずは形から入るタイプらしい。

2回目の掃除の日は、私も実家にいた。掃除中のヘルパーさんから声がかかったので、行ってみると、たくさんの洗剤が並べてある。

ヘルパーさん「こ

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シルバー人材センターに実家の家事をやってほしい

シルバー人材センターに実家の家事をやってほしい

母が、家事がきついから「介護保険サービス」でやってもらえないだろうかと言ってきた。たしかに最近の母の様子を見ていると、動作が遅く、歩くのもゆっくり、家事がきついというのも分かる。

しかし、介護保険サービスの「生活援助」を利用できるほどの状態ではないように思えた。要介護認定を申請してもおそらく「非該当」だろう。
申請するのは簡単じゃない。

そこで母にシルバー人材センターの利用を提案してみた。シル

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仲が良さそうに見える夫婦の実態

仲が良さそうに見える夫婦の実態

週1回の父のデイサービスが、今月から週2回になった。父は週3回透析に通っており、さらに週2回のデイサービスとなると、週に5回外出することになる。

外出が多すぎると負担になるのでは、とも思ったが、父は意欲的だった。母はもちろん大賛成。デイサービスの日は父の昼食を準備する必要がなく、夕方までゆっくり外出できるからだ。

週2回のデイサービスのうち、1日は入浴あり、もう1日は入浴なし。入浴なしの日の準

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心変わりは突然に〜突破口は父の部屋

心変わりは突然に〜突破口は父の部屋

1年ほど前から、家事がきついと言っていた母。
家事をやるのはしんどい。でも人にやってもらうのは気が引ける。頑張ればまだ自分でやれる。そんな状態が続いていた。

なかなか母を説得できずにいたのだが、父が「要介護1」と認定されたタイミングで、「生活援助」をお願いすることにした。

まずは月に1回、1時間だけ。「父の部屋」の掃除をヘルパーさんにお願いした。テキパキとした働きぶりは、母にも好評で、トイレや

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母の本音

母の本音

母が「要支援1」と認定されたため、いきいきセンター(地域包括支援センター)からセンター長と担当のケアマネジャーがやってきた。

日常生活や身体的なことについての質問をスラスラと答えていく母。父の打ち合わせに何度も参加しているので慣れたものだ。

センター長「どこで寝ていますか」
母「あのぉ、そこの居間で寝ています」

この質問に母は、ちょっと言いにくそうに答えた。一応、居間で寝るのは変だとは思って

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母のケアマネジャーさん

母のケアマネジャーさん

「要支援1」と認定された母のケアマネジャーさんは、2ヶ月前まで父の担当だった人。父が「要介護1」となり、担当変更になったのだが、まさかこんなに早く再会するとは思わなかった。

先日、「母の生活援助」についての打ち合わせが行われた。ヘルパーさんに週1回、掃除をお願いしたいと言うのが母の希望。母、私、ケアマネさん、ヘルパーさんの4人が集まった。

「父の生活援助」で、「父の部屋」の掃除をお願いしている

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父のサービス担当者会議

父のサービス担当者会議

父の要介護認定「要支援1」から「要介護1」への変更に伴い、サービス担当者会議が開かれた。「要支援」から「要介護」への変更のため、ケアマネジャーも変更。旧ケアマネから新ケアマネへの引き継ぎが行われるということだった。

参加者は、
父、母、私、
旧ケアマネ、新ケアマネ の5人

だと勝手に思いこんでいたら、

新ケアマネ(新人さん)の上司
デイサービスセンターの偉い人
生活支援をお願いするヘルパーさ

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父のケアマネジャーさん

父のケアマネジャーさん

「要介護1」となった父の新担当ケアマネジャーさんは、新人さん。ケアマネ業務が始めてっぽい。

月に一度の打ち合わせでのこと。
ケアマネジャーさんがちょっと驚いた様子で言った。

「デイサービスの方から聞いたんですが、お父様が一人で遠くまで出かけられたとか!?」

ああ、あのお出かけのことね。
父はきっと、自分に都合の悪いことは、なかったことにして、デイサービスで話していたんだろう。本当のところを説

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母の要介護認定〜申請から認定されるまで

母の要介護認定〜申請から認定されるまで

母が「介護認定調査」を受けると言ったのが、先月のこと。父のケアマネジャーさんに相談したところ、手続きを代行してくれるというので、お任せすることにした。

一番の気がかりは、「かかりつけ医の意見書」
父の時はとても苦労した。しかし、ここを突破できなければ、申請はできない。母のかかりつけ医は毎週通院している整形外科だ。

何もかも手探り状態だった父の介護認定申請↓

母には、「整形外科の先生に意見書を

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介護認定調査 2022年末

介護認定調査 2022年末

今年こそはと万全の体制で臨んだ介護認定調査。私が年末年始を穏やかな気持ちで過ごせるかどうかは、この調査の結果にかかっている。昨年の二の舞はごめんだ。

まずはケアマネジャーさんに同席を依頼した。認定調査の通知が届いてすぐ、ケアマネジャーさんのスケジュールを確認、確実に来てもらえる日時で設定した。

それから父の日頃の様子のメモを作成。
水道の蛇口の締め忘れて水を流しっぱなしにしていたとか、風呂に入

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あの日の私に伝えたい〜介護認定調査の準備と心構え

あの日の私に伝えたい〜介護認定調査の準備と心構え

これまで3回、父の介護認定調査を受けた。結果は、
「要支援1」→「非該当」→「要支援1」

2度目の調査で「非該当」と認定されたため、「不服申し立て」をして、再度認定調査を受け直した。

失敗の原因と対策をまとめてみた。

介護認定調査についての勘違い初回の認定調査はスムーズだった。そのため、私は2回目で油断してしまった。前回しっかり話したから、もうこちらの状況は分かってもらえていると思っていた。

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逆転「要支援1」認定 〜ケアマネジャーさんに救われた

逆転「要支援1」認定 〜ケアマネジャーさんに救われた

父は1年前に「要支援1」と認定されたのだが、昨年末の介護認定調査で「非該当」との結果が出てしまった。結果に納得がいかず不服申し立て。今年2月に再び認定調査が行われた。

「非該当」と認定された年末の調査時、私は調査員に話がうまく伝わらないと感じていた。ケアマネジャーさんに相談したところ、年明けの認定調査には同席してくれることになった。

【認定調査当日】
約束の時間より早く認定調査員が到着。
ケア

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関係者全員集合!

関係者全員集合!

父の介護認定で「非該当」との結果が出たため、「不服申し立て」をすることにした。

先週、ケアマネジャーさんに、「現在父が週1回通っているデイサービスには、引き続き通いたい」との意向を伝えた。

そして今週。ケアマネジャーさんに加え、デイサービスから1名、ケアプランセンターから2名が実家に集合した。狭くて物が多すぎる実家には、4人ものお客様に座っていただくスペースも椅子もない。やむなく3人は立ったま

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