れい@現役教師(中高)

れい@現役教師(中高)

最近の記事

我慢なりません、現役教師が「不登校の闇」を暴きます。

今、巷では「不登校ビジネス」という言葉が飛び交い、その多くは、「高額の費用を求められながら、十分なサポートが得られない」いわゆる「ぼったくり商材」のような意味合いで使われています。 SNSでも「つらくても、不登校ビジネスにひっかからないで!」というような警告をよく目にします。 もちろん、現役教師の私としては、世の保護者さんにはそのような「ぼったくり商材」を掴んで、つらい思いをしてほしくはありません。 しかし、一部の悪質なビジネスマンのせいで、「不登校の悩みの解決には、ビタ一

    • ベテラン現役教師が本気で考えた、「いい親になる」ための心構え

      私は日々、授業や保護者懇談をしていると、つくづく、「教師と親は、似ているなぁ」と思います。 考えてみれば、「どの時間帯に」「何人の」子どもに接するか、という微々たる違いはありますが、「成長する子どものサポートをする」、という社会における肝心の役割は同じですからね。 では、私が今まで何十年と学び、実践してきた「いい教師になるには」という方法は、ほぼそのまま「いい親になるには」に置き換えられるということです。 そこで、私が「いい教師」になるために、効果的だったことはなんだろう

      • 「教育費は惜しみなく」と思っている親の罠

        唐突ですが、これを読んでいる保護者のみなさんは「教育にどれくらい投資をしてきましたか?」 こう聞くと、かなりの人が 「いやいや、ウチは結構、教育費は惜しまずかけてきたよ? 習い事代でしょ、フリースクール代でしょ…時には隣で勉強も見てやって…時間だって割いてる!」と言うと思います。 しかし、これらは私から言わせてもらうと、「教育への『投資』」ではありません。 なぜなら、「投資」とは、単に「お金や時間を使うこと」ではないからです。 自己啓発本などで、よく言われがちなことです

        • 授業中、水を飲む時は許可がいるのか?

          2024年3月27日、「授業中に水(やガム)を、教員の許可なく摂取するのはどうなのか?」ということについて、ひつじ(かっぱの赤ちゃん)さんと、私(れい先生@中高不登校コンサル)の間で下記のようなやりとりがありました。 このやり取りは、約30万回閲覧され、リプやコメントもたくさんいただきました。私自身興味深いトピックだったので、改めてこの問題について掘り下げ、言語化を試みることにしました。 まず考えたいのは、Mahiro.Tさんにコメントいただいた視点ですが、「そもそも授業

        我慢なりません、現役教師が「不登校の闇」を暴きます。